「全部、間違いだったんですか?」小関裕太“蒼真”と武田航平“坂本”の問答が泣ける…<癒やしのお隣さんには秘密がある>

「全部、間違いだったんですか?」小関裕太“蒼真”と武田航平“坂本”の問答が泣ける…<癒やしのお隣さんには秘密がある>

弱り果てた小関裕太“蒼真”…行く宛のない想いどうすればいいのかと迷い続ける

(WEBザテレビジョン)

9月1日に放送された「癒やしのお隣さんには秘密がある」(毎週金曜夜0:30-0:59、日本テレビほか※TVer・Huluでも配信)の第9話。自分自身が愛する人を苦しめているとどうしても自覚できない蒼真(小関裕太)は、ついにある人へ相談を決行する。涙を流しながら言葉を紡ぐ小関の名演に、「もはやかわいいまである」「どうしてこんなことに…」と視聴者からも悲痛なコメントが相次いだ。(以下、ネタバレを含みます)

■「癒やしのお隣さんには秘密がある」とは

同作はWebコミックサイト「めちゃコミ」にて年間ランキング5位、「みんなの推し恋愛マンガ大賞」で“大人の恋愛部門”入賞を果たした同名コミックが原作。どこにでもいる普通の女性である主人公に迫るイケメン…という普通の恋愛マンガから一歩踏み出し、イケメンにとんでもない“属性”を持たせたことで話題に。

頑張り屋の主人公・蓬田藤子を演じるのは、「リコカツ」などの人気ドラマに出演した田辺桃子。W主演として、人気少女マンガ「わたしに××しなさい!」の実写化映画・ドラマを熱演した小関裕太が謎多きイケメン・仁科蒼真を務める。

■ストーカーからの隠遁生活に疲弊する藤子

キスまでした相手が重度のストーカーだったことがわかり、夢にうなされるほどに精神的ショックを受けた藤子。後輩女子の家でいつまでも厄介になっているわけにもいかず、ひとまずの対応として会社に長期休みの連絡を入れたうえで漫画喫茶で暮らしていた。

相手は藤子を狙ってわざわざ隣に越してきたストーカー。家に帰るわけにもいかないが、かといってまともに仕事へ行ける状態でもない。目減りしていく貯金通帳を眺めながら、藤子は改めて疲労を自覚する。

そんなある日、弟・利宗(奥智哉)からの電話が。利宗は蒼真から勉強を教わるなど懇意にしていたため、実はストーカーだったと明かして傷つけたくはない。藤子はなんとか外食に連れ出して「他に好きな人ができた」と理由をこじつけ、利宗にも連絡を取らないように言いつけた。利宗が残念そうに「俺、仁科さんのこと好きだったのにな」と告げるのを見て楽しかった日々を思い出したのか、藤子が浮かべたのはあいまいな表情だった。

一方、蒼真はいまだに藤子を求めてさまよう。しかし会社で藤子を待っていたところに事情を知る後輩女子が遭遇。恐怖を押さえきれないという表情で「何しに来たんですか!」と詰め寄られた蒼真は、「藤子さんとちゃんと話したくて…」としどろもどろに目的を口にする。だが後輩はここにきて怒りが上回ったようで、「マジでありえませんから。先輩にどれだけ酷いことしたか、わかってないんですか!?」と一喝する。

自分のせいで安心して会社にも来られず、平穏な日常を壊してしまった。その事実を突きつけられ、蒼真は頭をぐったり下げると覚束ない足取りで会社を後にした。

■蒼真が相談した相手は、藤子の先輩・坂本省吾

後輩女子から、蒼真が会社に来ていたことを知った坂本省吾(武田航平)。直前には藤子へ近づかないよう、直接蒼真に警告した人物でもある。自身へ逆恨みが向かうことを警戒していたところ、会社からの帰り道の途中で突然、背後から「坂本さん」と呼びかける蒼真の声が。すぐ背後にぴったりと寄り添う蒼真の気配を感じ、武道の心得を持つ坂本は自衛のために蒼真を背負い投げた。しかし投げられた蒼真は武器を持っているようすもなく、身ひとつで苦しむのみ。坂本は誤解だったことを認識すると、すぐに蒼真を介抱し始める。

蒼真の部屋で、コンクリートに叩きつけられて真っ赤な打ち身になってしまっている蒼真の背中に湿布を貼る坂本。自衛のためだったとはいえ謝罪を口にするが、蒼真は「自業自得なので」と責める意図はなさそうだ。坂本がふと視線を上げると、部屋の壁一面に貼られていたという写真は撤去されている。それどころか、部屋の荷物がすぐにでも出ていけるようにまとめられていた。

「坂本さん、ぼくってやっぱり…ストーカーなんでしょうか」「僕のどういうところが、ストーカーなのかお聞きしたくて」と坂本に会いに行った理由が相談だったことを明かす蒼真。ある意味純粋な質問に、坂本は逆に難しそうな表情を浮かべて「えーっと…蓬田のあとをつけたり、隣に引っ越してきたりしましたよね」と当たり前の事実を告げる。しかしまったく悪びれず「護衛のために」とまっすぐな目で認める蒼真へ、坂本は「その行動すべてがストーカーです」と宣告。

あらゆる危険から藤子を守るために…と自分の想いを語る蒼真に、「あなたがどう思うかが問題じゃないんです。相手がどう感じるかなんです」と坂本は小さい子へ言い聞かせるような口調で説明を続ける。

しかし蒼真は、「僕の気持ちはどうしたら良いんでしょうか…もう僕わかんないんですよ…。お願いです教えてください」と坂本に教えを乞う。「藤子さんは僕にとって、生きるすべてなんです」と目に涙を浮かべて懇願する蒼真は、親に叱られてどうしたらいいかわからない子どものようだ。

「全部、間違いだったんですか?」と改めて質問をぶつけられた坂本は一瞬、楽しげに蒼真との日々を語る藤子を頭に思い浮かべたうえで、「はい。間違ってます」と厳しい表情で告げた。いまの藤子の望みは“蒼真のいない生活”だと話すと、蒼真は目元をぬぐいつつ「もう二度と、藤子さんには近づきません。もう二度と…約束します」と坂本に誓った。

最後には“自分がもう藤子を守ることはできないから”と、坂本経由で袋一杯の防犯グッズを藤子に渡そうとするなど、どこまでもいじらしい蒼真。部屋を出たあとには、藤子の部屋と繋がっていた間仕切りも直し、段ボールの扉に「ごめんなさい」という一言だけを残していった。

藤子の平穏は戻るのか。蒼真の想いの行方は?次週9月8日の第10話に期待したい。

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