“伝説の喧嘩師”アンディ南野が作戦をばらす
ごぼうの党の奥野卓志代表は格闘技エンターテインメント「喧嘩道 presents BreakingDown 9」(26日、東京・アリーナ立川立飛)に参戦し“所沢のタイソン”こと久保広海氏にKO勝ちを収めた。激闘の裏側を自身のYouTubeチャンネルで明かした。
結果はKO勝ち。しかし、奥野氏は膝の半月板を損傷してしまったという。当日一体なにが起きていたのか。1人で暴走族50人と喧嘩した逸話で知られる“伝説の喧嘩師”アンディ南野が関わっていたようだ。
赤コーナーだった奥野氏。試合前にはアンディ南野が近くにおり、作戦について話をしていたという。しかし、試合が始まるとアンディ南野は青コーナーにいた。
「アンディ南野さんが試合始まったらタイソン側についてて、『奥野一発目前蹴りくるぞ』って言ってるんですよね。高さまで言ってる。上段前蹴りって」
上段前蹴りは今回の試合のために練習してきた技だった。力を込めて蹴ったが所沢のタイソンはひらりとかわしていた。
「タイソン、あの巨体でひょいっと避けるから。空気に向かって蹴った。左膝がぐちってなって小指だけ当たった。それで背中を見せちゃったよね。そしたらルンバじゃないけど、ずっと追いかけられた」
痛みとも戦いながら、前に出る奥野氏。最後は形成逆転し、所沢のタイソンの顔面にパンチを当てる。そのまま戦意喪失させ、KO勝ちとなった。
奥野氏は「アンディ南野さんがなんでタイソン側についたのって思うけど、俺も100キロあるから。あれが顔面に当たったら首がぶちってなるから、あれで良かったのかなという気もしました」と裏側を振り返った。ENCOUNT編集部