俳優の香川照之が26日、昨年7月以来となるX(旧ツイッター)を更新。近況報告とともに「新しく生まれ変わった思いで、また更新を」とコメント。自身が代表取締役となる会社HPにメッセージを掲載して「どうぞよろしくお願い申し上げます」と述べた。
香川は、昨年、性加害疑惑報道などを受けて番組やイベントなどを相次いで降板した。メッセージでは「これまで直接のメッセージをお届けできておらず、本当に申し訳ございません。まずは沢山のご心配や御迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます」と謝罪。報道の後、自らをとりまく環境が大きく変化したと語り、「自分自身を見つめ直し、自分にとって本当に大切なものは何かを考えるよい機会をいただいた」とつづった。
「この命を何に捧げるべきなのか」を考えた香川。行き着いたのが“歌舞伎”と“昆虫”だったという。歌舞伎は「私の宿命」として「一大決心し身を投げ打って自らを投じた家業」だと改めて決意を述べた。一方、昆虫は「幼いころから私の知的好奇心を育み、励まし続けてくれている昆虫たちに恩返しをしようと心に誓いました」と記し、生態系保全活動などに取り組みたいとした。
香川は「目の前にある成すべきこと、挑むべきことに向かって邁進する所存」と思いをつづり、今後とも支援してもらえるよう述べて、メッセージを締めくくった。