4人組ロックバンド男闘呼組が21日、日本テレビ系「しゃべくり007」(月曜午後9時)に出演し、解散直前、最後のテレビ出演となった。
男闘呼組は昨年7月に音楽特番で復活し、26日に東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)で開催されるライブ「祝・日比谷野音100周年 男闘呼組 2023 THE LAST LIVE−ENCORE−」をもって解散することを発表している。
コンサート前には気合を入れる声掛けルーティンがあるといい、高橋和也は「必ず本番5分前にメンバー全員集まってステージに行く前にかけ声を掛けるんですけど、その土地の名物を言うんです。例えば広島だったら『広島 もみじまんじゅう!』とか。楽屋に入ると名物が書いてある紙があって、数ある中から選んでいく」と明かした。
男闘呼組を最も慕っていたのはSMAPで、中でも木村拓哉とはメンバー全員が親交があったと明かし、岡本健一は「よく遊んでいて、多いとき週3とかでしたね」と振り返った。
さらに青春の思い出を聞かれると高橋は「(彼女は)いましたよ。ドライブしたりしてました」岡本も「(デートは)ずっとしてましたね。何回かバレたこともあるけど、気にしていないですね。基本的には自分からクラブ、ディスコで声をかけていましたね」。
高橋は現在6児の父となり、子どもは全て成人しているという。長男と三男は音楽ユニット「Tokyo Plastic Boy」として活動。男闘呼組の復活ライブではオープニングアクトも披露。ユニット名は男闘呼組の最後のシングル曲からつけたという。
高橋は「生まれた時から知っているけど、生の男闘呼組は見たことないから『見に来い』と言って。どうせだったら、オープニングアクトもと思って」と明かした。
番組最後にはファンへ「僕らは30年前に活動休止して以来、世の中からずっと姿を消していました。でも30年ぶりにこうして、また4人で皆さんの前に帰ってくることができて感謝しています。本当にありがとうございました」とラストメッセージを送った。
この日は、よく共演していた渡辺満里奈がVTR出演。「当時一緒に戦ってきた仲間として胸が熱くなる物があります。完全燃焼してください」とエールを送った。渡辺は初の同番組出演となり、夫の名倉潤に「明日のゴミ出しよろしくお願いします」とメッセージも送った。