俳優の田中圭が17日、主演するテレビ東京系連続ドラマ「ブラックポストマン」(18日スタート、金曜・後8時)の制作発表会見を都内で行った。
警察や司法が手を出さない事件の加害者を制裁するダークヒーローの顔を持つ郵便配達人を演じる田中は「本を読んだ時点で作り手の熱意が感じられたので、しっかり応えていきたいな、と思った」と気合いを入れつつ、撮影現場でまさかの事態に遭遇。「僕、副島(そえじま)って役なんですけどずっと『ふくしま』だと読んでいまして…。台本の1ページ目にふりがな書いているのを見逃して読んでいた。でも志田未来ちゃんが撮影に参加して『ふくしまさん』って呼んでくれて『そうだよね、分かる!』となりました」と笑わせた。
作品にちなみ、自身についてのヒーローについて尋ねられると、田中は熟考の末「小さいときからバスケが唯一ずっと続いているスポーツで、偶然今年W杯の日テレ系のメインキャスターをしていまして…。25日8時から『ブラックポストマン』2話、9時からW杯初戦が始まる」と局の垣根を超えてPR。「日本が1勝できるかもしれないという状況で切磋琢磨(せっさたくま)しながらやってきて、本番を迎える。バスケ少年として、日本代表がヒーローです。決してワールドカップの宣伝がしたかったわけではありません!」とクギを刺していた。