ビートたけしが13日、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)に出演。将棋の藤井聡太7冠との対戦を熱望した。
この日は8冠全制覇を目指す藤井7冠を特集した。あまり将棋を指すイメージのないたけしだが、「私も将棋が意外に好きで、コンピューターとやってる」と告白。阿川佐和子が「藤井聡太さんは小さい頃、負けたら『うわー』って盤を抱えて大泣きしたってくらい負けず嫌いな少年だったって聞いたんですけど」と話すと、たけしも負けたときは「コンピューターをね、こうやって叩き壊そうって思ったもん」と、藤井7冠の負けず嫌いに自身も重ねてエピソードを披露した。
また、番組では藤井7冠が2020年6月の棋聖戦第2局で指した〝AI超えの一手〟「3一銀」も解説。たけしは「すごいね。コンピューターが4億手読むと5番手にも入らない手なのに6億手読んだら最善になっちゃう」と、AIをも超えた読みの力に感嘆だ。
東国原英夫が「藤井竜王は神様がいるんだったら1回対局してみたいって言ったんですよ。そんな領域まで行ってるんですよ。絶対AIですよ!」と話すと、たけしは「金銀飛車角抜きでやってみたいな」と対戦を熱望。阿川から「話題にはなりますけど」と言われると、「みんなで総殴りする将棋になるからね、勝てないはずはないんだけど、プロってのはすごいよね」と締めくくった。