原作は小沢としお氏の『ナンバMG5』&『ナンバデッドエンド』(秋田書店)。今までのヤンキードラマとは違い、筋金入りのヤンキー一家「難破(なんば)家」の次男・難破剛(間宮)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学するという<高校“逆”デビュー>物語となっている。
第4、5話に登場する栁は、謎のヤンキー高校生・陣内一久(じんない・かずひさ)を熱演。ある日、剛が帰宅すると家族と親しげにくつろいでいる陣内の姿が。そして陣内は、「よ! 悪ぃな、いねー時におしかけちまってよ」と剛にあいさつするのだが、剛は今まで見たことのない男に困惑する。しかし、“剛のツレ(仲間・友人)”だと語り、すっかり家族と打ち解け食卓を囲んでいる陣内に何も言えず。不信感を抱いていたのは、剛だけではなく兄の猛(満島真之介)も同じだった。一体、陣内とは何者なのか。そして、なぜ剛に近付いてきたのか。
栁は、2009年に雑誌『MEN’S NON-NO』モデルオーディションでグランプリを受賞しモデルデビュー。その後、演技に興味を持ち、2012年に映画『東京プレイボーイクラブ』で俳優デビューを果たす。その後は映画『弱虫ペダル』(2020年)、『るろうに剣心 最終章 The Final』(2021年)など続々と話題作に出演している。
間宮とはドラマ『弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』(2014年・日本テレビ系)で同じ高校の球児を演じて以来、8年ぶりの共演となる。183cmの長身、そしてクールなまなざしに潜む熱さが、謎の男・陣内一久をどのように魅せてくれるのか、期待が高まる。
■栁俊太郎コメント
――今作のオファーを受けて。
「熱くて笑える青春ドラマで、陣内のオファーが来たと知った時にはすぐにやりたいと思いました。祥太朗との共演も久しぶりだったのでとてもワクワクしました」
――陣内役を演じてみた感想は?
「突如、難破の前に現れる陣内の不気味な怖さを表現できるように意識しました。難破との喧嘩(けんか)シーンでは自由に暴れさせてもらい、とても楽しかったです」
――視聴者の皆さんにメッセージ。
「陣内のダークな部分をいい感じにアクセントとして出せたと思いますので、皆さんに楽しんで頂ければと思います! ぜひご覧ください」