小沢としおの「ナンバMG5」「ナンバデッドエンド」(秋田書店)を映像化した本作は、筋金入りのヤンキー一家、難破家の次男・剛(間宮祥太朗)が、実は「ヤンキーをやめたい」「普通の高校生になりたい」と、家族に内緒で健全な高校に入学する高校“逆”デビュー物語。
■難破家にいる陣内に剛が困惑
ある日、剛が帰宅すると家族と親しげにくつろいでいる陣内の姿が。そして陣内は、「よ! 悪ぃな、いねー時におしかけちまってよ」と剛にあいさつするのだが、剛は今まで見たことのない男に困惑する。しかし剛は、“剛のツレ”だと語り、すっかり家族と打ち解け食卓を囲んでいる陣内に何も言うことができない。そんな中、剛だけではなく兄の猛(満島真之介)も、陣内に不信感を抱いていた――。
■モデル出身で映画「弱虫ペダル」などに出演
柳は、2009年に雑誌「MEN’S NON-NO」モデルオーディションでグランプリを受賞しモデルデビュー。2012年に映画「東京プレイボーイクラブ」で俳優デビューを果たす。その後は映画「弱虫ペダル」(2020年)、「るろうに剣心 最終章 The Final」(2021年)などに出演。ドラマ「今際の国のアリス」(2020年、Netflix)では、個性的な“ラスボス”を演じ話題になった。
間宮とは、ドラマ「弱くても勝てます〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜」(2014年、日本テレビ系)で同じ高校の球児を演じて以来、8年ぶりの共演となる。
■柳俊太郎コメント
――今作のオファーを受けて、いかがでしたか?
熱くて笑える青春ドラマで、陣内役のオファーがきたと知った時にはすぐにやりたいと思いました。祥太朗との共演も久しぶりだったのでとてもワクワクしました。
――陣内役を演じてみた感想は?
突如、難破の前に現れる陣内の不気味な怖さを表現できるように意識しました。難破とのけんかシーンでは自由に暴れさせてもらい、とても楽しかったです。
――視聴者の皆さんにメッセージを。
陣内のダークな部分をいい感じにアクセントとして出せたと思いますので、皆さんに楽しんでいただければと思います! ぜひご覧ください。
※柳俊太郎の「柳」は正しくは「木へんに夘」