俳優の岡田准一(42)と玉木宏(43)が、31日から米ラスベガスで開催される柔術の世界大会「ワールドマスター2023」にエントリーしたことが4日、分かった。同大会の公式サイトで発表された。
2人は「Carpe Diem」という同じチーム名で、岡田は「茶帯マスター3 ライトフェザー級」、玉木は「青帯マスター3 フェザー級」に出場予定。トーナメント戦で、4日午後7時の時点で岡田の階級には14人、玉木は34人がエントリーしている。周囲によると、岡田は「世界で勝てるか試してみたい」と話しており、昨年から出場に向けて準備を進めていたとみられる。
「ワールドマスター…」は約8000人が参加する世界最大規模の大会。格闘関係者は「猛者揃いで、1回戦からとんでもない実力の選手が出てくる。一つ勝ち上がるのも大変」というスケールだ。
岡田は柔術の実力者というだけでなく、ブルース・リーで知られる拳法ジークンドーの師範免許を持つほか、修斗やフィリピンの武術カリなど、さまざまな格闘技や武術に精通している。玉木も趣味で20年近くボクシングのトレーニングに励み、3年以上前から柔術の道場で腕を磨く。今年5月に出演したフジテレビ「ノンストップ!」では「東京にいる時はほぼ毎日のようにやっている」と柔術に打ち込んでいることを明かしていた。
昨年9月の同大会で「青帯マスター3 ライト級」で3位となったお笑いコンビ「ガリットチュウ」福島善成(45)も参戦。こちらは「青帯マスター4 ライト級」で頂点を狙う。