ポルノ新藤晴一、初ミュージカルプロデュース 熱い現場を称賛「文化祭感がある」

ポルノ新藤晴一、初ミュージカルプロデュース 熱い現場を称賛「文化祭感がある」

会見に出席したポルノグラフィティの新藤晴一【写真:ENCOUNT編集部】

(ENCOUNT)

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ミュージカル『ヴァグラント』でプロデュース、原案、作詞、作曲

 ロックバンド・ポルノグラフィティのギタリスト・新藤晴一が1日、都内で行われたミュージカル『ヴァグラント』の会見に出席。自らプロデュース、原案、作詞、作曲を務めるなど思い入れいっぱいの作品への思いを語った。

 本作品は、ポルノグラフィティのギタリスト新藤が、初めて手掛けるオリジナルミュージカル作品。全20曲以上を新藤がすべて描き下ろし、100年前の日本をメタファーに、彷徨う(=ヴァグラント)ものたちを描く。

 新藤は「昔からミュージカルが好きだった」と語るとロンドンで『メリー・ポピンズ』を観て、自身でもミュージカルを手掛けたいと思うようになったという。“日本のオリジナルミュージカル”というフレーズがつくが、新藤は「あまりそういうことは意識していなかった」と述べると「高校のときバンドをやりたいと思ったのは、格好いいバンドを見たから。同じように格好いいミュージカルを観て、やりたいと思った」と純粋な気持ちを吐露する。

 演出と脚本を務めた板垣恭一が「稽古中も時間がある限り見ている」と新藤の熱心さに触れると「たまに踊ったりしている。こんなに楽しそうな関係者はいない」と“好き”を体現している新藤を笑顔で見つめる。

 新藤も「音楽の現場もそうですが、みんな損得関係なく、時間も体力も使って面白いものを作ろうとする気持ちがいいものを生み出す。言葉が正しいか分からないけれど、“文化祭感”があるカンパニー。それが感動します」と熱い現場に夢中になっていることを明かしていた。

 会見には、平間壮一、廣野凌大、小南満佑子、山口乃々華、平岡祐太、美弥るりか、板垣恭一(脚本・演出)も出席した。ENCOUNT編集部

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