俳優の大沢たかお(55)が、30日放送の日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)にゲスト出演し、芸能界デビュー当初を振り返った。
「世界の中心で、愛をさけぶ」「風に立つライオン」など数々のヒット作に出演。しかし、活動の原点はファッションモデルだった。高校卒業後、19歳でデビューし、パリコレに出演するなど、世界を舞台に活躍していた。
大沢は当時を「バイトとかしないで、親にすごく反対されて。でも普通に就職してもうまくいかないだろうなというのがあって、モデルとしてやれるだけやってみようかなと」と回想。「“モデルやるなら家も出て行きなさい”と言われて、普通に出て行った」と明かした。
大沢は「浮き沈みの激しい世界だから」と親の気持ちにも理解をしつつ、「未知の世界に行った方がおもしろいかな」と、好奇心の赴くまま活動を始めたという。
モデル活動では、外の世界の人との関わり合いが楽しかったという。「洋服の人(ファッション関係)と会えたり、カメラマンさんと会えたり、いろんな人と会えたことがすごく楽しくて、すごく勉強になりました」。対照的に、被写体になることは「大っ嫌いだった」とぶっちゃけ、「まったく笑ってないと思うんですけど、写真。笑えないんですよ。苦手で」と打ち明けた。
すると、雑誌の編集者も理解を示してくれたという。「“笑ってないのもおもしろいよね”となって、許された」と振り返り、「他の僕の仲間も全員、笑わなくなった。ものすごく怖い雰囲気の『メンズノンノ』になっちゃった」と笑わせていた。