長野智子キャスター、涙ながらにフリー転身の恩師・逸見政孝さんとの秘話明かす

 元フジテレビアナウンサーで、報道キャスターとして活躍している長野智子(60)が27日放送のTBS系「まさかの一丁目一番地」(午後8時)にVTRで出演。1993年12月に死去したフリーアナウンサーの逸見政孝さんとの秘話を語った。

 番組は、世間が気になる芸能人の「一丁目一番地」=「元祖」を、現在活躍しているタレントから数珠つなぎに振り返り、調査していく芸能近代史トークショー。フリーアナウンサーの今をたどり、10人目に紹介された長野アナは、1985年にフジに入社。1990年28歳で寿退社した。現在は、国連の報道ディレクターとして、難民キャンプで取材、伝えるなどで活動しているという。

 長野キャスターは、バラエティー番組に引っ張りだこで多忙だったフジ時代に「本当にやりたいのはニュースなのに逃げ道を作っていた。人生で1番お酒を飲んだ時期」と回想。元フジのアナウンサーだった先輩の逸見さんの言葉が、フリー転身のきっかけになったと明かした。「逸見さんに言われたことが忘れられない。逸見さんが私の顔をじっと見られて、長野くん、自分らしくだよっておっしゃったんです」と、この言葉で一念発起。バラエティー番組の仕事をすべてキャンセルし渡米。ニューヨークの大学院でニュースの勉強をやり直したという。

 その後、2000年にテレビ朝日「ザ・スクープ」でキャスターに起用され「私は夢が叶った瞬間だった」と振り返った。しかし、恩師にその姿は見せられなかった。「ニュースキャスターの姿を見せたかった。多くの後から続くアナウンサーも目標になったんじゃないかな。本当にそう思います」と大粒の涙を流した。

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