滋賀県長浜市のプールで学童保育中の小学1年生の男児が溺死した事故で、学童クラブ側の主張やメディアの取り上げ方にネット上で疑問の声が上がっている。
26日の午後、プールでの活動を開始した8分後に、男児が浮かんでいるのを他の生徒が発見。身長とほぼ同じ水深である1・2メートルあたりで見つかった。
同日行われた会見で学童の園長は、男児は1年生だったため「泳げるかを事前に把握していなかった」と回答した。27日、フジテレビ系「めざまし8」ではこの主張を取り上げ、MC谷原章介が「1年生だから泳げるかどうかの把握できなかった、確認できなかったと…。本末転倒な感じ。逆じゃないかと」と低学年だからこそ泳力の確認を優先すべきではと疑問を投げ掛けた。
またTBS系の「ひるおび」では出演したタレントの真鍋かをりが、児童45人に対し職員4人という監視人数に焦点を当て、人手不足を解消するよう問題提起した。
一方、ネット上では、男児の身長と水深の関係性を問題視する声が目立った。「身長にたいしてプール深くない?おかしいでしょ」「身長120cmの子どもを、水深1.2mのプールに入れたら、溺れるの当たり前でしょ」「職員の数より、低学年は浅い所だけで遊ばせなかった事が問題」「身長と同じ深さのプールに入れたらそりゃ溺れるべくして溺れてる」といった指摘が散見された。