陸上部の部長だという学生から「学生時代の部活動は?」と聞かれると、片寄は「高校はもうGENERATIONS。中学はサッカー部で、毎日練習でドロドロになっていた」としみじみ。小森は「授業も聞かずに、ずっとダンスしていました。周りには隠していたんだけど、友達にバラされて文化祭で踊ることになった」とエピソードも明かす。
メンディーは「甲子園を目指して野球をやっていたんです。最後の大会は2回戦くらいで負けちゃったんだけど…」と苦笑い。続けて「この世界に入って、始球式をやらさせてもらったり、そのときの球速がニュースにもなった」と2018年の“登板”を笑顔で振り返った。
片寄から「その球速の記録はいつ抜かれたんだっけ?」と言われると、メンディーは「2日後くらい」と肩を落とすが、「ゴールデンボンバーの樽美酒(研二)さんに抜かれちゃったんですけど、樽美酒さんのニュースでも僕の記録が報じられるので!」とポジティブに語った。そして「一生懸命やっていたことが報われた。好きでやっていてよかった」と感慨深げに語り、学生に「今の部活も大好きでやっていると思うんですけど、ぜひ頑張ってください」と伝えていた。
終盤には本作に登場するホラーキャラクター・さながサプライズで現れ、“呪いのカセットテープ”を配りながらステージへ。会場では悲鳴が沸き起こった。さらに、制服ダンスチーム・アバンギャルディも登場し、作中で流れる“呪いのメロディー”やGENERATIONSの「ミンナノウタ」に合わせたオリジナルダンスを披露した。
本作は『呪怨』シリーズや、『犬鳴村』などの『村シリーズ』のヒットでJホラー界を沸かせた清水監督の最新作。GENERATIONSのメンバー(片寄、関口、中務、白濱亜嵐、小森隼、佐野玲於、数原龍友)は本人役で主演を務めている。
小森がパーソナリティーを務めるラジオ番組に1本のカセットテープが届き、番組収録中に「カセットテープ、届き…ま…した…?」 という少女らしき声を耳にした小森は、突然姿を消してしまう。マネージャーの凛(早見あかり)に依頼され、探偵の権田(マキタスポーツ)が調査を始めるが、次第にGENERATIONSのメンバーが恐怖の連鎖に巻き込まれていく、という現実とフィクションが曖昧な世界を描いた物語が展開される。