大林宣彦監督の秘蔵っ子、吉田玲「怖くて緊張」父親役の小沢仁志「俺から生まれた娘に見えない」

大林宣彦監督の秘蔵っ子、吉田玲「怖くて緊張」父親役の小沢仁志「俺から生まれた娘に見えない」

映画「ランサム」の舞台あいさつに出席した吉田玲(左端)。右へ中村優一、ユン・ソンモ、小沢仁志、室賀厚監督

(日刊スポーツ)

女優吉田玲(21)が22日、東京・池袋のシネマ・ロサでヒロインを務めた映画「ランサム」(室賀厚監督)の舞台あいさつに出席した。日本映画初主演のユン・ソンモ(36)が暗黒街のボスの令嬢誘拐事件に関わり、裏切り、ハードな銃撃アクションを見せるイ・ソジュンを演じた。吉田は誘拐される令嬢役を演じた。

黒いノースリーブのワンピース姿の吉田は「たくさんの方に見てもらって、うれしいです。やっと公開されました」と笑顔。ソンモについて「ソジュン役ではやさしくて、ボディーガードを務めてくれた。ソンモさん自身は優しいお兄ちゃんという感じでした」と振り返った。

暗黒街のボスで父親役の小沢仁志(61)が「俺は? 怖くて近づいて来ないんだよ」と言うと、吉田は「怖くて、緊張しました」。小沢は「どう見ても、俺から生まれた娘に見えない」と笑った。

2020年(令2)に82歳で亡くなった大林宣彦監督が、見初めて遺作となった映画「海辺の映画館−キネマの玉手箱」(20年)でデビューさせた秘蔵っ子。縛られたり、殴られたり、粘着テープで目隠しされたりとハードなシーンに臨んだが「誘拐されることなんて、人生にないので、ちょっとウキウキしながら楽しみながらやりました」。

シリーズ次回作の話題になって、小沢から「お前は俺の財閥を乗っ取れ」とけしかけられると、吉田は「私は父対娘でやりたい」。室賀厚監督(59)は「ちょっとあきれ返るけど、おもしろい」と笑った。

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