【男子バレー】西田有志とのスタメン争いにも注目! 日本の快進撃を支える宮浦健人(24)の「強度の高いプレー」

バレーボールのネーションズリーグ男子決勝ラウンドは7月19日(日本時間20日)、ポーランドのグダニスクで準々決勝が行われ、予選ラウンド2位(10勝2敗)の日本は同7位のスロベニアに3-0と完勝し、初の準決勝進出。東京五輪や2022年のネーションズリーグで敗れなかった”8強の壁”を破り、初の4強となった。

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「スタメンは求めていかなければいけない」

準々決勝の数日前、公開練習を行っているナショナルトレーニングセンターには多くの報道陣が集結。

予選ラウンドで10連勝と快進撃が続いたこともあり、決勝ラウンドに向けて注目度の高さがうかがえた。

代表キャプテン・石川祐希(27)の強烈スパイクに、スーパーリベロの山本智大(28)の”脱力レシーブ”。各選手が本番さながらのプレーを見せる中で、スパイクの音の大きさと振り抜く手のスピードに度肝を抜かれたのが宮浦健人(24)だ。

宮浦は30年ぶりに勝利を挙げたブラジル戦からスタメンで起用され、チーム2位の24得点。1次リーグ10勝2敗という日本の快進撃を支えた。

ーーここまで10勝2敗という成績について
自分たちはいい調子で来ていますし、10勝2敗で本当にいい結果だったと思います。

ーースタメンに対する考え方は?
スタメンは1枠しかないですけど、そこはアスリートである以上、求めていかなければいけない。自分自身もっとストイックにやっていきたい。

同じポジションに1つ年下の西田有志

高校時代から世代別の代表に名を連ねてきた宮浦。2017年アジアユース選手権(U19)では優勝、世界ユース選手権では銅メダルと輝かしい戦績も残してきた。

しかし、A代表の同じポジションには1つ年下の西田有志(23)が主軸として定着。宮浦は東京五輪のメンバーからは落選していた。

スタメンの座を掴むために、宮浦が武者修行の場に選んだのは、世界ランク1位の強豪ポーランドのプロリーグだった。

宮浦健人:
相手選手が日本と比べて身長が高いので、常に”強度の高いプレー”をしていた。自分自身の高さもついてきたし、高さに対しての慣れも出てきた。

海外で学んだ、高さのある相手に対しての引き出しこそが、宮浦の強み。

パリ五輪に続く戦いに向けては「スタメンに向けて練習からアピールやパフォーマンスをしていかないといけない。自分ができること、あとは自分自身がしっかり自信をもってやっていきたい」と力強く語った。

9月30日から東京で開催されるパリ五輪予選。世界ランク6位の日本にとって、今回準々決勝で勝利した同8位のスロベニアは絶対に負けられない”ライバル”だった。

パリ五輪予選にも勢いがつく勝利を飾った日本は、22日(日本時間23日)の準決勝でブラジルを3-0で破った世界ランク1位のポーランドと対戦する。初の準決勝進出の勢いそのままにポーランドも撃破できるのかーー。強豪ブラジル撃破の立役者・宮浦のプレーにも注目したい。

※世界ランクはネーションズリーグ開催前時点

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