3度目となる開催で、5組45人が「Jr.EXILE」として約1年ぶりに集結した形。途中1度のMC以外は全ての時間をパフォーマンスに当て、約3時間半で45曲を駆け抜けた。
BOTは音楽、小説、アニメなど、様々なメディアをクロスオーバーさせて展開されるLDHによる総合エンターテインメント。ライブでも6月に発売された小説「BATTLE OF TOKYO vol5」の内容を盛り込みながら、ダンスバトル形式の演出などで会場を盛り上げた。
最年長グループとなる「GENERATIONS」の佐野玲於(27)は「それぞれの若手らしさや独自のスタイルを持ち寄って1つのライブができるなんて未来は明るい。自分たちを見に来る子供や若い方に“EXILE系って良いね”と夢を持ってもらえるようになれば」と意気込みを語った。「FANTASTICS」の世界(32)も「各グループが単独でツアーやるようになり、初めて開催した時よりも面白い化学反応が見られるのかな」と手応えをのぞかせた。
今回は、タイからも5グループが参加。今年2月までタイで半年間の武者修行を行ってきた「BALLISTIK BOYZ」の砂田将宏(23)は「彼らが日本でライブやるだけでニュースになる。BOTは世界に発信していくプロジェクトなので、日本だけでなく、アジアに届くのが楽しみ」。同じく今年1月までタイを拠点にしていた「PSYCHIC FEVER」の中西椋雅(25)も「今、T―POPがタイで流行っていて、その勢いを日本で体感できるのはBATTLE OF TOKYOの世界観だからこそ」とした。
7月29、30日には大阪・京セラドームでもライブが開催される。BOTとしては初のドーム開催とあり、「THE RANPAGE」の山本彰吾(27)は「LDHに入ってからの目標はドームツアー。今もそれを夢見て活動している。今回はJr.EXILEとしての公演になるが、僕らよりも下の世代が目指す夢になれば」と語った。