本作は、世界累計発行部数が7000万部を超えた和久井健の漫画「東京卍リベンジャーズ」の実写化作品。2021年に公開された前作は実写映画興行収入No.1の大ヒットを記録した。続編となる今作は原作でも屈指の人気を誇り、「最も泣ける」と絶大な支持を集めるエピソード「血のハロウィン編」を、前編「-運命-」と後編「-決戦-」の二部作で描く。
■北村匠海、SUPER BEAVERの生歌唱に感激
前編・後編合わせた興行収入が42億円突破した本作。主人公の花垣武道を演じた北村は「今日が『東京リベンジャーズ』という作品の舞台あいさつや宣伝に関われるのはもしかしたら最後なのかな」としみじみ語り「本当にたくさん愛してくれてありがとうございます」と感謝を伝えた。
イベント中盤では主題歌を担当したSUPER BEAVERが後編主題歌「儚くない」を弾き語りで披露。客席で聞いていたキャスト陣は感動した様子を見せ、北村は「やばいっす。鳥肌立ったっす。すごいぶっ刺さりました。やばかったっす」とかみしめた。
■北村匠海、「東リベ」に自信「この先もずっと愛して」
最後に北村は「いろんな壁に何度もぶち当たりながら全員でがんばってきた、全員で一度もあきらめなかった。全員がタケミチのように何度も立ち上がって前に進み続けたこの作品をみなさんがまずは愛してくれているということ。本当にそれに尽きます」とこれまでを振り返りながらコメント。続けて「映画というもの、音楽というものはいつまでも残るもの」とした上で「みなさんの心の中に、そしていくつになっても、10年20年先でもまた見直したいな、聞き直したいなと思えるものができたと自信を持って言えますので、この先もずっと愛していただければうれしいです」と熱い気持ちを口にした。
◆取材・文=山田果奈映