U2のボノとジ・エッジがキ―フの地下鉄駅でサプライズパフォーマンス

U2のボノとジ・エッジがキ―フの地下鉄駅でサプライズパフォーマンス

キーウの駅でパフォーマンスするボノ(左)とジ・エッジ(ロイター)

(東スポWeb)

 アイルランド出身の世界的ロックバンド、U2のフロントマンでボーカリストのボノと、ギタリストのジ・エッジが8日(日本時間9日)、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問し、地下鉄の駅でサプライズパフォーマンスを行った。英「NME」など複数の海外メディアが報じた。
 
 約40分のパフォーマンスでは代表曲「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」「ウオーク・オン」のほか、1人の兵士とデュエットする「スタンド・バイ・ミー」も披露された。ウクライナが自由のため戦っていることを称賛し、同国に平和が訪れることを祈念した感動的かつ圧巻のパフォーマンスだった。

 バンドが世界的になってから積極的に政治的発言を繰り返し、社会活動を行っているボノは、ロシアによる侵攻について「ウクライナの人々はあなたたちの自由のために戦っているだけではなく、自由を愛する全ての人のために戦っている」。避難用シェルターとしても利用されている駅に集まった約100人の市民を激励した。

 さらに「今夜もウクライナの空に銃声が響くだろうが、あなたたちは最後には自由になる。彼ら(ロシア軍)あなたたちの命を奪えても、誇りを奪うことはできない」と語った。

 2人はSNSを通じて今回のパフォーマンスはウクライナのゼレンスキー大統領からキーウで演奏してほしい要望があったためと明かしている。

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