■「4月の東京は…」とは
同ドラマは、ハルの人気BLコミックが原作。互いに初恋の相手、そして初めての相手でありながらも、10年前に起きたある出来事がきっかけで引き裂かれてしまった二人が、再び心を通わせあう姿を描く。
櫻井が、広告代理店の人事部社員で、初恋の相手・蓮を一途に思う滝沢和真役を、高松が、和真と同じ広告代理店にアートディレクターとして勤め、10年前のある秘密を抱える石原蓮役を演じるほか、蓮のフランス留学時代の友人である八神龍之介役で古川毅(SUPER★DRAGON)、和真や蓮の同僚のアートディレクター・前田あゆみ役で綾乃彩が出演する。
■受賞の祝賀会で蓮は酔い潰れてしまう
就職した広告代理店で初恋の相手・蓮と再会し、蓮への恋心をふたたび自覚した和真。
蓮が広告業界の大きな賞・JCC賞を受賞し、祝賀会が開かれる。社員たちから「おめでとう」「さすが、石原さんです」と祝われる蓮。和真は離れた席からそんな蓮を見つめている。
その後、すっかり酔い潰れてしまった蓮を任された和真は、自宅に送り届けることに。和真と肩を組んで立っているのがやっとの状態の蓮を、切なげな目で和真は見つめる。
■酔った蓮を介抱する和真
家に到着すると、和真は靴を脱げるかと声をかけて蓮を家に上げるが、蓮はバランスを崩してよろけてしまう。和真は甲斐甲斐しくペットボトルの蓋を開けてやり「ほら、飲んで」と水を渡す。言われるままに目を瞑ってコクコクと水を飲む蓮。口元から溢れて喉を伝う水が一筋キラリと光り、それがとても色っぽくて見ていて思わず息を飲んでしまう。
もう大丈夫と水を渡す蓮に「そういう訳にはいかないだろ」と立たせる和真。立たされながら蓮は「相変わらずお人好しだな」と和真の肩に頭をもたげる。ドキドキと和真は動揺し、蓮がふらついた拍子に倒れ込む。仰向けになった和真に覆いかぶさった蓮が「優しくしたら、誤解されるぞ」と言うと、「そんなの気にしない。友達だろ」と和真。その和真の言葉に蓮の動きがピタリと止まり、顔をそむけて「悪い、酔ってて」と蓮は体を離す。
蓮は立ち上がって壁に手を付き、「帰って」と言う。すると、和真は蓮にバックハグして「蓮…」とすがるようにつぶやく。画面は暗転して「ベッド行こう」という熱を帯びた和真の声で今回は幕を閉じた。
和真を翻弄(ほんろう)しまくる蓮に、見ている方も翻弄されてドキドキとキュンキュンの大洪水となった。また、続く予告編でもベッドに上半身裸で背中にキスするシーンや上半身裸で抱擁する様子が写し出され、さらに心拍数が上がることに。Twitterでも「最後おおおお 暗転したときの声 からの、、、予告ぅうううう」「はあ、、、語彙力失う、、、」「最後きゃああああー もうかずれんやばい キュンキュンとまらん 助けてー」「3話早くください!!!!!!!」と同じく心拍数上昇中の声が寄せられた。
また、蓮が水を飲むシーンにも「水飲む蓮さんえっちかったね///」「水が首につたるのエロすぎだろ」「声を大にして言いたいのは『蓮エロすぎい !!!!!!』」とTwitterで視聴者が沸いていた。
※高松アロハの「高」は、正しくは「はしご高」
◆構成・文=牧島史佳