落語家の月亭方正(55)が18日、日本テレビ系「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。40歳を前に落語家の道に進んだきっかけとなったお笑い芸人を明かした。
方正は、営業に行った時に、自分の前後に出演した後輩芸人がお客さんに受け、自分は舞台に出た時には「有名だから、喜んでいただく。そこから20分、30分やる芸がない。テレビしかやっていないから。生のお客さんを楽しませる芸がないんですよ」ということに気づいたという。
「それを3回くらった時に、落ち込んで落ち込んで。これは、不惑、どないして今から人生いくねん。惑わずどうやったらいいねん」と悩み、同じ年で先輩の東野幸治に悩みを打ち明けたという。すると東野から「落語聞いたら?落語おもろいでって」と言われ、すぐに落語のCDを借りて聞いたところ「CD借りて聞いた。「おもろいな。落語ってこんなんなん、おもろいやん」となり、「やった〜!って言いました」と当時を振り返った。
その後月亭八方に弟子入りし落語家の道を歩み始めた。この日ビデオ出演した八方は「タレントという人は本籍を求めたがる。タレントというのが現住所で、本籍が欲しいような気配があるんです」とし「すぐ辞めると思っていた」と言いながら「弟子にしてよかったと思いますよ。続いているから」と笑った。
また、方正に対し「もっとボケたらいいと思う。その色を消したいのかもしれないけど、タレント山崎方正が落語家月亭方正の中にもっともっと入って行ったらいいのになあ、と思う」とアドバイスを送っていた。