米俳優ハリソン・フォード(80)主演の人気映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のUSプレミアが14日、米ハリウッドのドルビー劇場で開催され、レッドカーペットにフォードが妻で女優のキャリスタ・フロックハート(58)と手をつないで登場した。シリーズ5作目となる本作が、フォードが考古学者インディ・ジョーンズを演じる最後の作品になる。2010年に結婚し、22歳の息子リアムさんがいる夫妻は、先月南仏で行われたカンヌ国際映画祭でのワールドプレミアにもそろって出席していた。
「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(08年)以来15年ぶりの新作となる同作は、米ソの宇宙開発競争を背景とする物語で、これまで4作品でメガホンを取ってきたスティーブン・スピルバーグ監督からジェームズ・マンゴールド監督に監督が引き継がれた。
会場には製作総指揮のスピルバーグ監督やジョージ・ルーカス監督も姿を見せ、相棒ヘレナ役を演じた女優フィービー・ウォーラー=ブリッジや俳優アントニオ・バンデラス、宿敵フォラーを演じたマッツ・ミケルセンら豪華キャストも集結。シリーズ2作目「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(84年)でジョーンズの相棒を演じた俳優キー・ホイ・クァンも駆け付け、フォードとの貴重なツーショットも披露した。同作は30日に世界同時公開される。(ロサンゼルス=千歳香奈子)