9人組男性グループ「円神(えんじん)」が15日、東京・EXシアター六本木でライブツアー「GATE」の最終公演を行った。
日本最大規模のオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」の練習生で構成され、2020年に結成。歌、ダンス、芝居を融合させた新しいパフォーマンスが特徴だ。3周年を記念したこの日ライブでは、デビュー曲「ENJIN」、新曲「Dreamland」など23曲を披露し約1000人の観客を沸かせた。
中林登生は、声出しが解禁された会場を見渡し「みんなの声がたくさん聞けて本当に幸せです。3年前の今日、僕たちメンバーが出会ったおかげで、MU3E(ミューズ、ファンの呼称)の皆さんとも出会うことができた。皆さんのおかげでこの場に立つことができています」と涙ぐみながら感謝。「自分たちの道を信じて、恩返しができるように真っすぐ進んでいきます。皆さんをすてきな景色に連れていきますのでこれからもついてきてください」と呼びかけた。
ライブ後に取材会に出席したリーダー・瀧澤翼は「やる前とやった後では世界が違うような感じで。3年間、円神としてやってきてよかった」と充実の表情をみせた。演出を担当した山田恭は「興奮してきのうは眠れなかった。喜んでもらえたらと思って初めて客席下りの演出を取り入れてみたんですけど、思ったより客席が近くて緊張して顔がこわばっちゃった」と“プチ反省”していた。