ド派手ロングネイルを卒業した田中あいみ、東京・赤坂で新曲『愛の懺悔じゃないけれど』発売記念ライブを開催！　「年末の“アレ”を狙います！」

歌手の田中あいみが5月31日、東京・港区のMZES TOKYOで「田中あいみ 3rdシングル発売記念ライブ〜AIMI TANAKA SOULFUL NIGHT Vol.1〜」を開催した。

2019年に開催した「日本クラウン演歌・歌謡曲新人オーディション」でグランプリに輝き、2021年に『孤独の歌姫（シンガー）』でデビューした田中あいみ。昨年末には「第64回日本レコード大賞」の最優秀新人賞に輝き、その勢いがますます増している最注目シンガーだ。

この日は、同日発売の『愛の懺悔じゃないけれど』の発売を記念して開催されたもので、田中にとって昨年の恵比寿LIQUIDROOM以来、2度目となる東京での単独ライブとなった。会場のMZES TOKYOは、田中の特徴である“日本一のソウルフルボイス”を存分に堪能できるようなアットホームな空間で、公演前にチケットはソールドアウトとなった。

会場に集まったファンの前で、デビュー曲『孤独の歌姫』や、セカンドシングル『大阪ロンリネス』、そして最新シングル『愛の懺悔じゃないけれど』とオリジナル曲を続けて熱唱。さらに、田中が尊敬する歌手のMISIAの『アイノカタチ』をはじめ、Adoの『新時代』、美空ひばりの『川の流れのように』など初披露のカバー曲を含む計14曲を熱唱した。

田中は公演前に報道陣の取材に応え、この日の単独ライブについて「昨日の夜は全然寝られなくて、『私って緊張するんだ』と思いました。今日改めて会場に来て、ドキドキしています。ここからVol.2へとライブを続いていけたらいいなと思います。私のチャレンジとして、このライブを定期的に開催したい」と語った。

昨年末に「第64回日本レコード大賞」の最優秀新人賞を受賞してから、「いろんな方に名前を知っていただけるきっかけでした。いろんな方に声をかけられたり、ファンの方の年齢層が広がりました」と明かした。

今春、大学を卒業したことをきっかけに上京した田中。記者から「一人暮らしですか？」と聞かれ、田中は「誰と住むんですか（笑）？一人暮らしです！」とノリツッコミ。

「ずっと京都に住んでいたので、東京のビルの高さや人の多さには驚いています。料理も洗濯も初めてで、何もかもマネージャーに相談しています。苦手なのは料理です（笑）。栄養を摂りたいので、温野菜を作るためにタッパーは毎日使っています」と語り、初めての一人暮らしを楽しんでいる様子だった。

新曲『愛の懺悔じゃないけれど』について田中は「新曲は、デビュー曲やセカンドシングルとは違い、大人な女性をイメージしたかっこいい作品に出来上がりました。未練深く男性を思うけれども、私のところに必ず戻ってくるだろうと思ってしまう…女性だったら分かってくださるような楽曲になっていると思います」とPR。

この日の田中は、今までの派手なミニスカート姿とはうって変わって、シンプルな白シャツとデニム姿。さらにこの日のライブのために、トレードマークだったド派手なロングネイルをカットしたという。

田中は「ロングネイルを続けたいがために、演歌歌手を捨ててもいいと思うぐらいこだわっていましたが、今作を機に、私の素をもっと知ってもらいたいと思うようになって、2日前にバッサリと切りました。師匠の細川たかしさんからは『（新曲は）すごいジャケット写真だな』とは言われつつも、ずっと爪を『早く切れ』と言われていました。爪を切ってから、買い物でクレジットカードを使う時に、暗証番号を押すのが楽になりました（笑）」と明かした。

さらに、「爪を切ったのもそうですが、このライブから新たなスタートだと思っています。田中あいみらしく演歌・歌謡界を変えてやる！という気持ちで、“素のあいみ”でがんばりたい」と熱意を込めた。

最後に、熱烈な阪神ファンである田中は、岡田彰布監督が愛用する言い回し「アレ（優勝）」をもじって、「阪神とともに、今年は年末のアレ（紅白歌合戦）を狙います。行く気満々です！」と誓った。

ド派手なロングネイルを卒業して、新たなスタートを切った田中あいみ。今後のさらなる飛躍に注目したい！

M1 大阪ロンリネス
M2 孤独の歌姫（シンガー）
M3 愛の懺悔じゃないけれど
M4 あんたのバラード
M5 ラブイズオーヴァー
M6 アイノカタチ
M7 川の流れのように
M8 新時代
M9 冬のリヴィエラ
M10 雨の御堂筋
M11 TAXI
M12 六本木ララバイ
M13 涙のリバー
M14 愛の懺悔じゃないけれど