歌舞伎俳優市川猿之助(47)が休演した明治座が19日、公式サイトに公演再開を決めた「想い」を掲載した。
「【市川猿之助奮闘歌舞伎公演】公演再開にあたって」と題された掲載文は「公演再開にあたり明治座としての想いをお伝えしたいと思います」との言葉から始まり、明治座が150年にわたって歌舞伎とともに歩んできたことが記され、節目の年に歌舞伎を上演することは「歌舞伎への、そして歌舞伎を愛してくださるお客様へのご恩返しの気持ちでの上演でもございました」とした。
公演再開に当たっては「多くのお客様から公演継続のお言葉をいただき、歴史も踏まえまして明治座としては、明治座での歌舞伎を楽しみにしてくださるお客様のために製作の松竹様と協議の上歌舞伎役者の皆様、関係者スタッフの皆様と力を合わせ公演継続することといたしました」と説明している。