珠城りょう主演ミュージカル「天翔ける風に」上演決定!「熱い舞台を作っていきたい」

元宝塚歌劇団月組トップスターの女優・珠城りょう(34)が、ミュージカル「天翔ける風に」(9月29日〜10月9日、東京芸術劇場プレイハウス)で主演を務める。
同作はドストエフスキーの小説「罪と罰」をもとに野田秀樹氏が幕末の日本を舞台に描いた「贋作・罪と罰」を、演出・振り付けの謝珠栄氏がミュージカル化し、2001年に初演した人気舞台。男尊女卑が当然という価値観だった時代に、男性の中に一人混ざって、迷い、悩みながらも自分の信じた人生を駆け抜ける女性・三条英の姿が描かれる。
珠城は「役者人生の中で自分が三条英を演じる日が来るとは夢にも思っていなかったので、とても幸せに思います」と出演の喜びを伝え、「海外作品が多く上演される中で今これを再演するという事に大きな責任も感じますが、原作の罪と罰にはその時代背景ゆえの思想や理想、様々な人間模様が描かれています。 私自身が楽しんで苦しみながらも謝さん、キャストの皆さんと熱い舞台を作っていきたいです」と意気込んだ。
その他、屋良朝幸、今拓哉、東山義久、原嘉孝、加藤梨里香、駒田一、剣幸が出演する。