『ハリケンジャー』20周年記念イベントを開催 塩谷瞬&長澤奈央&山本康平が思い出トーク

『ハリケンジャー』20周年記念イベントを開催 塩谷瞬&長澤奈央&山本康平が思い出トーク

『「忍風戦隊ハリケンジャー」20周年記念イベント〜シュシュッとGロッソに参上!!〜』より (C)2023東映ビデオ・東映AG・バンダイ・東映(C)東映

(ORICON NEWS)

 俳優の塩谷瞬、長澤奈央、山本康平、歌手の高取ヒデアキが13日、東京ドームシティシアターGロッソで行われた『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』上映会、『「忍風戦隊ハリケンジャー」20周年記念イベント〜シュシュッとGロッソに参上!!〜』に参加した。

 2002年〜03年にかけて放送されたスーパー戦隊シリーズ第26作『忍風戦隊ハリケンジャー』。キャッチコピーは「人も知らず 世も知らず 影となりて悪を討つ!」で2013年には、番組終了から10周年を記念して、Vシネマによる続編『忍風戦隊ハリケンジャー 10 YEARS AFTER』が制作された。テレビシリーズから20年、10 YEARS AFTERから10年。20周年で『ハリケンジャー』新作オリジナル作品『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』が誕生した。

 イベントはハリケンレッド/椎名鷹介役の塩谷、ハリケンブルー/野乃七海役の長澤、ハリケンイエロー/尾藤吼太役の山本が参加。「今日は盛り上がっていきましょう!」と塩谷の掛け声とともに大きな拍手の中3人が登壇した。

 来てくれた方々に感謝と自己紹介。塩谷は「みなさん20年の時を超えて当時のスカイシアター、東京ドームシアターGロッソに戻ってきました!」とコメントした。長澤は「生憎の天気ですが、こんなにもたくさんの人に集まていただきうれしいです。最後まで楽しんで下さい!」と笑顔でさいさつ。山本は「スカイシアターから20年、眠っていたジャケットを着てきました!」と当時、使用していたジャケットの着用を明かしていた。そして『ハリケンジャー』のイベントということで主題歌「ハリケンジャー参上!」が流れ高取が登場し、会場を巻き込んで歌い上げ、観客も手拍子や声を出し、どんどん会場のボルテージが上がった。

 Gロッソで歌った感想について高取は「『動物戦隊ジュウオウジャー』のイベント以来、7年ぶりに登壇しました。時があまりにもシュッシュッと経っていました。ハリケンジャーと一緒に今日はステージに立ててうれしいです」と久しぶりにGロッソで歌ったことと喜びを伝えた。『ハリケンジャー』と高取の交流などをMCから質問されると高取の武道館コンサートやフィルムコンサートなどのイベントにも『ハリケンジャー』のキャストが登壇したことを明かし「僕のバンドの10周年や20周年も来てくれて、大事な時にいつもかけつけてくれるのがハリケンジャー。だから今回は自分の方から駆け付けました」と熱く語った。

 次のコーナーになり、高取に代わり『ハリケンジャー』の生みの親、日笠淳プロデューサーが登壇。「20年前にプロデューサーだった日笠淳です。こんなに集まっていただきありがとうございます」とあいさつした。そして日笠プロデューサーに当時どうやって『ハリケンジャー』ができたかを質問。「『救急戦隊ゴーゴーファイブ』、『未来戦隊タイムレンジャー』、『百獣戦隊ガオレンジャー』からの『ハリケンジャー』でいろいろやらせてもらってるから4年目でどうしようと思っていて『ガオレンジャー』のパート2はどうだろうと思っていたりしていて、ただパート2にするともっとおもしろいものにしなきゃとかもあるので、方向を変えるには思っていて『カムイ外伝』とか忍者物とかが好きだったから、それを企画にしようとなり、こだわり続けて何か月か考え抜いて『ハリケンジャー』ができました」と当時の制作秘話を語った。

 さらに日笠プロデューサーから見た今の3人についても。「20年経っても関係性って当時のままで、それぞれの成長は良いことを延ばしたって感じだね。塩谷は塩谷のままだし、山本は当時、こういうお父さんになるかなと思っていたら、今良いお父さんになっているし。長澤さんは10代だったから、お兄ちゃん二人の間で操っているような感じで今もお兄ちゃんたちを操って成長している」と成長を明かした。山本も「スター(塩谷)は今も変わらずスターだから扱いづらい(笑)。奈央はきれいになったね」と笑いを誘う。塩谷は山本に対して「裏作業が上手くなったよね。現場ではゴウライジャーから制作さんって呼ばれてたもんね」と暴露し、山本も「スターと違ってわかんないかなと思って、今日もジャケット着てきたんだよね」と応戦して笑いを誘った。

 10周年からさらに10周年たった本作。日笠プロデューサーは、20周年の中でのキャラクター像に言及。「(鷹介は)なんでも探偵だから、世界を飛び回っていそう。吼太は家族に忍者であることを伝えて家族想いであるのは変わらないけど、あの2人(子ども)がどう育っているのか気になるね。七海は俳優を目指してて、今ひとつ上手くいっていないけど、俳優として成就しているといいな」とイメージを膨らませた。

 日笠プロデューサーとテレビシリーズのことを振り返ったあとは長澤による「忍び恋」披露。歌い終わり「Gロッソで歌うことなんて、この人生ないですよ。『ちょっと歌ってくれる?』って聞かれた時に『絶対やります!歌わせてください!』ってすぐに返しました。いい思い出ができました。ありがとうございます」と喜んでいた。

 続いてMCからゴウライジャーについての質問が。塩谷は「とんでもないやつらだ!!!」と笑いながら伝える。一方の山本は「とても良いお兄さんたちです。お世話になっています」とし、長澤も「とてもかわいがってもらってます」と温度差で会場を笑わせた。新作に関しても「京都で毎日夏休みで虫取りに来たみたいに朝から夜まで飲んで寝て、はしゃいでました」と明かされ、日笠プロデューサーからも「当時もっとライバルを出すかとか考えてはいたけど疾風流がみんなでまとまった方が良いという結果になって、そうしたら手強いライバルを作りたくてゴウライジャーができました。年齢的にお兄ちゃんだから、ハリケンジャーの3人も引っ張てくれるかなと思ったら…。思った以上に子どもだった。見た目はお兄ちゃんなんだけどね」と笑わせた。ゴウライジャーの話も出たところで会場でしか見れない山本が撮影、編集をした世には出せないという京都のメイキング映像が披露された。

 そして新作をアピール。塩谷が「新しい命が生まれました」と言うと長澤、山本からすぐに突っ込まれ、代わりに山本が「先祖と出会って物語が展開していきます。江戸時代を舞台に大江戸ハリケンレッドも登場します!」と簡潔に説明。日笠プロデューサーからも「おもしろいのはたしか!いろいろアイディアが詰まっていて、彼らが本当に楽しそうにやっていた」とお墨付き。長澤も「忍者アクションもいっぱいあるし、みなもばしりも20年ごしにできました」と流派に拘ったアクションを竹田アクション監督が付けたことを明かした。

 最後に塩谷からあいさつ。「ハリケンジャーをやってよかったなって思います。20周年も撮影ができて、みんなの夢がかなって本当にうれしいです。だからこの映画を見て、みなさんの手で育てていってもらえたらうれしいです」といった自信の作品への想いを熱く語りイベントは大盛況の中、幕を下ろした。

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