【市川猿之助】芸の上での終活を『自分も頑張りながらバトンタッチ』

5月23、24日に開催される市川猿之助さんと中村壱太郎さんの「二人を観る会」に先駆けて取材会が行われ、市川猿之助さんが登場しました。

 

市川猿之助さん

猿之助さんは“今回『二人を観る会』をやらせていただきます。『二人を観る会』なのに、なぜか僕だけしか(取材会に)来てないですけど”と、開口一番笑わせると、“壱太郎くんは慶応大学の後輩でもあって、この間 大学に通ってたと思ったらもう卒業してやられてますけど、社会の中でちゃんと暮らしていける役者です。歌舞伎役者だけでなく、コーヒー屋さんでバイトしたり、歌舞伎以外の生活もきちんとやっていますし一般常識がちゃんとある。社会から見たら、まっとうな二人がやる、まっとうな会だと思う”と、壱太郎さんを紹介しました。

 

市川猿之助さん

さらに壱太郎さんに対しては“言葉ではなく一緒に舞台に立って何かを感じ取ってもらえればいいかなと。舞台の向き合い方とか体から発するものとか持ち味が違うし、呼吸肌で感じてくれたら。歌舞伎座に毎月立っていたら、世代交代を嫌でも感じる。元気なうちに次の人にバトンを渡さないと。(自分の芸が)良い時に見てもらって、良い時に渡さないと。芸の上での終活に入らないといけないのかなと。芸の終活は10〜20年は掛かるんですよ。今から始めないと悔いが残るので。自分も頑張りながらバトンタッチしていくことを目標にしていきたい”と、これからの歌舞伎界を背負って立つ若手への思いを口にしました。

【担当:芸能情報ステーション】

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