英ミュージシャンのリアム・ギャラガー(49)は、バンドに所属している方がずっといいと考えているようだ。2009年にオアシスが解散して以来、ソロアーティストとして大成功を収めているリアムだが、他人が自分のために書いた曲をレコーディングや編曲する作業は退屈で、周りにバンドメンバーがいて、新曲を共同で作る方が良いと感じているという。
リアムはモジョ誌にこう語る。「正直言ってつまらない。そうであるべきじゃないんだ」「バンドで一緒に演奏している方がずっといい。良い物が出来ればそれでいいが」
自分の曲の歌詞を考えすぎないようにし、人々の楽曲分析についてあまり意味がないと考えているリアムは、次のアルバム『カモン・ユー・ノウ』のオープニング曲『モア・パワー』について、「もっとパワーがあったらなんて思わない。ただの歌だ。もっとパワーが欲しいなんて思うか!」「俺は自分が何者か知っているし自分にとても満足している。多分もっとパワーを欲しがっている誰かに向けての曲だったのかもな。知らんが」と話し、更に「深堀りしてくれても構わないが、俺にとって歌は歌。歌ってみて良ければそれでいい。考え過ぎないし、もし無理矢理な感じだったらやらない」と続けた。
そんなリアムは、いつかきちんとパンクのレコードを作りたいと考えているそうで、次のアルバム制作に取り掛かる前に、いつも影響を受けている音楽を聴くことを自分に禁じるべきと話してもいた。「俺は未だに、純粋なザ・ストゥージズのレコードを作りたいと思ってる。キーボードもなし、ビートルマニアもない、ちゃんとしたパンクのレコードをね」「でも俺は、バラードや素敵なメロディが大好きなんだ」「ギター、ベース、ドラムに限定する必要がある。良い10曲を作って、感傷的なメロディーは避ける」「でも、それは完全に俺次第。花形メロディーを聴いてしまうと釣られるからな。ビートルズ禁止令が必要だ。そしてストーンズも禁止」「次はバンドと一緒にスタジオに入って、ぶっつけ本番でやるつもりだ」
(BANG Media International/よろず〜ニュース)