美容家の神崎恵（４７）が２３日、東京都内で最新刊「美を育てる」（幻冬舎）の発売記念イベントを開催した。対面でのイベントは約４年ぶり、この日会場には１０００人のファンが来場した。
同書は構想２年を経て、年女となる今年、神崎自身が体験したことや、得てきた知識から生まれた思いや考えをまとめた。神崎は今回の出版を「本を作るのが一番好きな仕事なので、ギュッと詰め込んだ美に対する思いをお届けできてうれしい」と喜んだ。
「美は自分で育てていくもの」という思いをタイトルに込めたと語る神崎。自身の老いについて聞かれると、「日々感じてますが、覚えておきたくないことを忘れられますし」と笑顔を見せつつ、「常に毎朝生まれ変わっていくようで、老いもまた良いところの一つ」と語った。
３人の息子の母としての顔をもつ神崎は「今の若い世代は当たり前のようにスキンケアをして、ナチュラルに美意識を持っている」と語り、「美容の話でどんな世代でも性別も関係なく、共通の話題として楽しめる時代が来ているなと、子どもたちを見て感じてます」と分析。「美容家としての仕事はまだまだこれから」と意気込んだ。
最後に普段スキンケアをしていない人へのメッセージを求められると「やってない人ほど伸びしろがあるので、まずは洗顔と化粧水から始めましょう！」と呼びかけた。
