歌手の和田アキ子(72)が1日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。北海道・知床半島沖で起きた乗客乗員26人が乗った観光船の遭難事故についてコメントした。
子供2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が4月24日、消息を絶ち、これまでに14人が死亡、12人が行方不明になっている。番組では、会見した知床遊覧船の桂田精一社長が3度の土下座などで謝罪したことなどを取り上げた。
桂田社長の会見について和田は「いろいろなところで連日報道されてますけど、何を今更ですけど、本当に個人の意見としてひどすぎますね、この人(桂田社長)の発言。いろいろな意味で」と反応。「今までよく営業できたなと思って。亡くなった人の気持ちになってみたら、もっと違う言い方があると思うんですよ」とコメント。
さらに、「ニュースを聞いてたら水温が5度だと。5分から10分で致命傷らしいんですよ。遺族の方が『冷たい海の中でどんなに辛かったろう』とか…もう胸がね、本当に…」と話し、「まだ3歳の子供とかね、自然現象でいろいろなことがあったにせよ、その後のコメントとかが、あまりにもこの方(桂田社長)は…。誠意なんか今更ほしくないですけど、なんか辛いですね」と私見を述べた。
最後に「今からでも間に合うから、ちょっとでも遺族の方が納得するようなコメントを是非社長、よろしくお願いします」と語った。