小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、汐見夏衛の小説を、白岩瑠姫(JO1)&久間田琳加のダブル主演、注目の新鋭・酒井麻衣監督(『美しい彼』)が映画化した『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』(スターツ出版 )が9月1日より公開される(制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース、配給:アスミック・エース)。ティザービジュアルが公開された。
解禁されたビジュアルには、「無彩色で息苦しいこの世界。救い出してくれたのは君でした――。」という印象的なコピーとともに、自由奔放で絵を描くことを愛する、銀髪でクラスの人気者の青磁(白岩)と、学校ではマスクが手放せず、周囲の空気ばかり読んでしまう「優等生」の茜(久間田)の“正反対のふたり”が、大きくひらけた空を背景に別々の世界を見つめている。
日の光に銀髪を輝かせながら凛とした目線で遠くを見据える青磁と、マスクを着けたまま不安と期待の入り混じった視線を青磁とは反対の方向に向ける茜。ふたりの表情には、瑞々しさと切なさがあふれ、両者のあいだに広がる「距離」も気になるところ。
ふたりの頭上に広がる“無彩色”の空をバックに象徴的に配置されたのは、それぞれの役名の由来でもある「青磁色」と「茜色」が配色されたカラフルなタイトルロゴ。その色鮮やかさと同様に、色彩豊かな映像美と、丹念な人間描写に定評のある酒井監督の演出のもと、ふたりの関係はどのように“色づき”、変化していくのか。「色」がキーとなる本作のこの先の展開にもますます期待が膨らむ。