アニメ映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)」(立川譲監督)の公開記念舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、声優の高山みなみらが登壇した。前日に公開され、配給の東宝は初日の興行収入が8.5億円、観客動員数58万人を超え、シリーズ最高の「ハロウィンの花嫁」(2022年、興収97.8億円)対比で163%を記録したと発表。シリーズ初の興収100億円を狙える好スタートを切った。
主人公・江戸川コナン(高山)がたったひとつの真実を求め、謎に立ち向かう人気アニメの劇場版第26弾。今作は東京・八丈島近海に建設されたインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、コナンが“黒ずくめの組織”に挑む。
舞台あいさつでは司会の日本テレビ・徳島えりかアナウンサーが初日の興収を発表した上で、今作の内容に絡め「興行収入100億円超えを見据えた、まさに“魚雷スタート”を切った」と発表すると、観客から大きな拍手がわき起こった。
高山は「正直驚いている」と好スタートに大喜び。来場者の中には既に6回、7回見たという人もおり、高山は「大丈夫? ちゃんと寝てる? 食べてる? そういう皆さんに支えられている」と感謝していた。
舞台あいさつにはヒロイン・毛利蘭役の山崎和佳奈、名探偵?の毛利小五郎役の小山力也、“黒ずくめの組織”から抜け出し子どもの姿となった灰原哀役の林原めぐみ、ゲスト声優でパシフィック・ブイの局長・牧野洋輔を演じた俳優の沢村一樹も登壇した。