松本白鸚主演ミュージカル「ラ・マンチャの男」開幕 54年間単独主演ラストスパート24日まで

松本白鸚主演ミュージカル「ラ・マンチャの男」開幕 54年間単独主演ラストスパート24日まで

よこすか芸術劇場で開幕した松本白鸚の主演ミュージカル「ラ・マンチャの男」ポスター

(日刊スポーツ)

松本白鸚(80)が初演から54年間にわたって主演してきたミュージカル「ラ・マンチャの男」のファイナル公演が14日、神奈川・よこすか芸術劇場で開幕した。24日までの10回公演で、前売りチケットは完売、当日券が若干出るのみとなっている。

昨年2月がファイナルに公演になるはずだったが、新型コロナウイルスの影響で全25回の上演日程は、千秋楽を含め18回が中止になった。

ファイナル公演の復活発表時に、白鸚は「万感の思いです。前回中止の時、劇場まで足をお運びくださったお客様のため、『ラ・マンチャの男』の火を、今日までともし続けてくださった皆様のため、初日から千秋楽まで一所懸命つとめるつもりです」とコメントしている。

キャストのスケジュール、劇場の確保などさまざまな困難が伴ったが、松たか子、上條恒彦、駒田一ら昨年2月に出演したキャストがほぼそろった。

千秋楽には、上演回数は10回積み上げられ、通算1324回になる。

◆ラ・マンチャの男 16世紀末のスペインが舞台。宗教裁判を待つ劇作家セルバンテスが、獄中で即興劇による申し開きを求める。囚人全員を配した劇中劇は、アロンソ・キハーナという老人が、遍歴の騎士ドン・キホーテとして悪を滅ぼす旅に出る物語。キホーテは、宿屋で会ったアルドンザをあこがれの麗しの姫だと思い込み、身をささげる決意をする。69年、当時染五郎の白鸚が主演し日本初演。翌70年、ブロードウェーの招待を受けた。

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