アニメ映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影（サブマリン）」（１４日公開、立川譲監督）の完成披露試写会が４日、都内で行われ、コナン役の高山みなみや、ゲスト声優の沢村一樹らが出席した。
東京・八丈島に建設された世界中の警察が持つ防犯カメラを繋ぐ海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、黒ずくめの組織やコナンらの対決を描く。
高山は、沢村を含め１０人の声優キャスト勢ぞろいに「（コナン映画舞台あいさつ史上）こんな人数は初めて。盆と正月が一緒に来ちゃったみたい。すごく興奮しますね。楽しい」と声を弾ませた。
コナンと同級生で、本作の中心人物となる灰原哀役の林原めぐみは「台本を読んだ途端に号泣してしまった」と告白。「でも冷静になって考えたら、哀ちゃんが泣いているんじゃなくて、私が泣いているんだなと。『いつ死んでもいい』と思っていた哀ちゃんが、これだけの人に愛され『生きる』という決意を持っていることに泣いてしまいました」と感慨深げに語った。
コナンらの敵で、黒ずくめの組織の一員・ジン役の堀之紀は「（本作は）哀ちゃんがかわいい」とまさかの一言。「ジン的には困りますけど、かわいい。林原さんは僕の顔見るだけで怖いと言ってくる。心外ですよ」とぼやいていた。
イベントには、コナン、立木文彦、小山力也、山崎和佳奈、池田秀一、小山茉美、古谷徹も出席した。
