笑福亭仁智、2年遅れで芸歴五十周年記念公演「もっとおもろい噺を作りたい」

上方落語協会会長の笑福亭仁智(70)が2日、大阪市中央区のなんばグランド花月で「芸歴五十周年記念 古希記念公演」を開催した。

仁智は1971年に師匠の笑福亭仁鶴さんに入門し、2021年に芸歴50年を迎えたが、コロナ禍により「五十周年記念独演会」を開催できず、今回、古希記念とともに独演会を開催した。

ゲストには笑福亭鶴瓶(71)を駆けつけ、「笑瓶が仁鶴兄さんにめっちゃかわいがられていたんですよ。俺は緊張していたけど」と思い出を懐古。爆笑トークと落語一席で盛り上げた。

仁智は終演後、「もっと早くしておくべきだったんですけど、コロナの関係で。お礼も言いたいし、お客さんにゆっくり楽しんでいただくのが主眼ですのでタイミングをずらして、ホッとしています」と安堵(あんど)の表情。「もっとおもろい噺(はなし)を作りたいな。自分がおもろないんですよね。陰気な時期があったんですけど、コロナも明けて、いろんなチャレンジをしたいと思っているところです」と今後の抱負を語った。

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