映画『ツユクサ』小林聡美・平岩紙・江口のりこ、絶妙な掛け合いの一部を公開

映画『ツユクサ』小林聡美・平岩紙・江口のりこ、絶妙な掛け合いの一部を公開

(左から)直子(平岩)、芙美(小林)、妙子(江口)=映画『ツユクサ』(4月29日公開)(C)2022「ツユクサ」製作委員会

(ORICON NEWS)

 俳優の小林聡美が主演する映画『ツユクサ』(4月29日公開)より、小林、平岩紙、江口のりこが演じる仲良し3人組の昼食シーンの本編映像が解禁となった。本作の平山秀幸監督が「小林さんとのバランスもありますが、あの3人の絡む芝居はカットをかけたくないです。延々とやってもらいたい(笑)。ずーっと見ていたかったです」と絶賛している3人のシーンの一部だ。

 本作は小林が演じる、ある過去を抱えながらも「今」を生きる主人公・五十嵐芙美(いがらし・ふみ)に、これから訪れるであろう幸せや希望を爽やかに映し出した “大人のおとぎ話”。

 解禁となったシーンは、タオル工場の同僚で友人の芙美(小林)、直子(平岩)、妙子(江口)の仲良し3人組が、お昼休憩の時間になり、お弁当を持って工場から出てくるところから始まる。それぞれ肩や手首、リュウマチなど体の痛む部分を訴え、たわいない会話を交わしながら海岸へと向かう。

 海岸で海を見ながらお弁当を頬張る3人が、芙美が通っている断酒の会をネタに、芙美が「いるわけないでしょう、いい男なんて」と出会いを否定すると、直子が「ちょっとくらい良いかなっていうのはいるでしょ!ねぇ?」と妙子に話を振り、妙子がすかさず「いるいる!」と答える。

 そんな二人に芙美が呆れ気味に「あのねぇ、断酒の会だよ。別に男探しに行ってるわけじゃないから」と答えると、直子が「そんなの関係ないよ。断酒の会だろうが、陶芸教室だろうが、きっかけだもん、出会いなんか」と返し、妙子も笑いながら「きっかけ!」と直子に同調する。

 小林は「江口さんと平岩さんが素晴らしい俳優さんなので、ただただ楽しかった。他愛もないやりとりが本当に楽しくて、もっと3人のシーンがあったらいいのにって思ったほどです」と、撮影を振り返っていた。3人の飾らないコミカルな掛け合いはこの映画の見どころの一つだ。

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