映画「リボルバー・リリー」(8月11日公開、行定勲監督)の豪華キャストお披露目会見が28日、都内で行われ、主演を女優・綾瀬はるかが務めることが発表された。共演の長谷川博己、羽村仁成(ジャニーズJr./Go!Go!kids)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、SixTONES・ジェシー、豊川悦司も会見に出席した。
長浦京氏の人気同名小説を映画化。綾瀬演じるのは、東アジアを中心に3年間で57人の殺害に関与した元敏腕スパイの主人公・百合。1924年の関東大震災後の東京を舞台に、百合と家族を殺された少年(羽村)が、帝国陸軍1000人に追われる6日間の壮絶なバトルを描く。
綾瀬は、ジャズの生演奏の中、背中のざっくり開いたドレス姿で登場。“日本映画史上最強のダークヒロイン”を演じ、超本格的なガンアクションなどを披露。「アクションシーンがたくさんあって体作りが大変だと思いましが、この作品のために髪も切りました。新たな挑戦ができるとわくわくしました」と余念の無い役作りを明かし、「素晴らしいキャストの皆さんと共に、お客さんを物語にいざなって心が揺さぶる作品になれば」と思いを語った。
本作は、2019年に映像化権利を東映が取得。同社の紀伊宗之プロデューサーは、絶賛編集中であることを明かし「日本映画は最近、韓国映画に押され気味なので、世界に出られるように企画した映画です。お金もかかっています」と世界基準のスケール感を予告した。
原作の長浦氏も会見で「こんな映画が見たいという思いから書き上げた小説。誰よりも興奮しています」と期待を寄せた。
会見では、共演キャストとして、佐藤二朗、阿部サダヲ、石橋蓮司、野村萬斎らも出演することが発表された。

