俳優の草なぎ剛が主演する、カンテレ・フジテレビ系“月10ドラマ”『罠の戦争』(毎週月曜 後10:00)第7話が、きょう27日に放送された。俳優の味方良介が、鴨井ゆう子厚生労働大臣(片平なぎさ)の息子・文哉として登場した。
※以下、ネタバレあり
鷲津亨(草なぎ剛)は、息子の泰生(白鳥晴都)を歩道橋から突き落とした人物を探している。20日放送の第6話では、息子の泰生(白鳥晴都)が転落した日の夜遅く、幹事長室に駆け込む鴨井大臣の姿が幹事長室付近の監視カメラに写っていることが判明した。泰生を突き落とした犯人が誰なのか問い詰める鷲津の言葉に一瞬顔色を変えるも、何とかその場を取り繕おうとする鴨井の姿に、鷲津は犯人が鴨井大臣の息子だと確信する。
第7話では、秘書の蛯沢眞人(杉野遥亮)と蛍原梨恵(小野花梨)のおかげで、鴨井大臣の息子の名前が「文哉」だとわかった。鴨井大臣は、鷲津たちの罠にはまり、週刊誌に書かれた「帽子の男」が自らの息子だと認めた。
しかし、鴨井大臣は「ほかに女性総理になれる人はいる?」と強気。弱いものを守るために、踏みつける人がいても仕方がないことを認め「息子を告発したいならどうぞ。彼はもう25。私とは別の人格ですから。こんなことぐらいで私はつぶれない」と言い放った。
今作は弱者による強き権力者への復讐劇で、愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント。