【春季四国地区高校野球】高松商・渡辺和7回0封伝統校対決制す

 「春季四国地区高校野球大会・1回戦、 高松商7−0松山商」(23日、むつみスタジアム)

 1回戦4試合が行われ、鳴門(徳島1位)が高知(高知2位)を撃破。エース左腕の冨田遼弥投手(3年)が9回4安打、10三振を奪う快投で完封勝利を手にした。高松商(香川2位)と松山商(愛媛1位)の伝統校対決は高松商に軍配。また明徳義塾(高知1位)、英明(香川1位)も初戦を突破した。

 高松商のエース左腕・渡辺和大投手(3年)が7回無失点で、松山商との伝統校対決の勝利に貢献した。前半は快調に飛ばした渡辺和だが、後半の六、七回と連続でピンチを招き「先発としては最低限。高めに浮いて、制球も腕の振りも緩かった」と反省しきりだった。打線は高校通算44本塁打の3番・浅野翔吾外野手(3年)の一撃で先制。4番の山田一成内野手(3年)の適時打や重盗などで追加点を奪い、コールド勝利を果たした。

◆松山商、初戦で姿消す

 17年ぶりに春の愛媛を制した松山商は初戦で姿を消した。先発の清家瑛投手(3年)が初回から崩れて3失点。打線も相手エースを打ち崩せなかった。チャンスでいい当たりが正面をつくなど不運もあったが、バントミスなども響き、大野康哉監督(50)は「まだまだ経験が不足している中で、流れを引き寄せるプレーができなかった」と、厳しい表情で敗戦を振り返った。

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