明石家さんま、「アミダばばあの唄」誕生秘話 桑田佳祐に「歌、作ってくれる?」直談判

 お笑いタレント明石家さんま(67)が19日、ニッポン放送「オールナイトニッポン55周年記念 55時間スペシャル」(17日後6・00〜19日深夜1・00)内「明石家さんまのオールナイトニッポン」(後7・00)に生出演し、「アミダばばあの唄」誕生秘話を明かした。

 80年代にさんまやビートたけし、山田邦子、片岡鶴太郎らが出演し、大人気を博したバラエティー番組「オレたちひょうきん族」で、さんまがコントで演じた老婆が“アミダばばあ”。ビートたけし演じるタケちゃんマンのコントの劇中で、さんまが歌うのが「アミダばばあの唄」だった。

 さんまは当時、「明石家さんまのオールナイトニッポン」でパーソナリティーを務めており、自分の番組の前にパーソナリティーを務めていたのがサザンオールスターズの桑田佳祐だった。「1部が桑田佳祐さん、2部が俺で、そこでサザンとも仲良くやらせてもらって」。番組の前後で交流がスタートしたという。

 ある日、大阪のテレビ局内の廊下でギターを弾いていた桑田に、さんまが何気なく話しかけたという。「ぱっと見たら桑田君がギター弾いてて。“桑田君!”、“何?”、“アミダばばあの歌、作ってくれる?”、“いいよ”って、その場の雰囲気になったんです」。当日はさんまにドキュメンタリーのカメラが密着しており、その場も映像に収められたという。

 しかし、ここで問題が発生。さんまは「サザンは人に曲を書き下ろさないというポリシーでやってるグループだった。“ありものはどうぞ使って下さい。その人のためには作りませんよ”という時代やったから、大騒動になった、後々に」と打ち明けた。

 とはいえ、さんまの突然の要望にも、桑田はその場で快く引き受けてくれたという。「そこから日をまたいで(完成した)。でもある程度、会った瞬間にある程度の“アミダばばあの唄”はできてた」。桑田の手によって、哀愁あふれる「アミダばばあの唄」は完成。さんまとたけしのデュエットで売り出された。さんまは「俺の出したレコードでは唯一、ヒット賞をレコード会社からいただいたという、そういう流れやわ。それもオールナイトのおかげっちゃ、オールナイトのおかげ」と振り返っていた。

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