上沼恵美子は無類の犬好き…愛犬の死に憔悴も「これから立ち直ります」 犬に救われてきた人生

 タレント上沼恵美子(67)が25日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」に出演し、体調不良でテレビ収録を欠席した23日に愛犬のフレンチブルドッグのベベが亡くなっていたことを明かした。

 上沼と言えば、無類の愛犬家。3月28日に公開された自身のYouTubeチャンネルでは、「ベベ、ありがとうね。あなたがいてくれてよかったよ」と、ソファに座る愛犬をなでて感謝していた。

 その動画で、犬との人生を語った。最初に犬を飼ったのは小学3年生で、「小さい時から犬、大好き!犬がいなかったら私の人生どうなってたかなと思うぐらい。犬に癒やされ、犬にいろんなことを教えてもらい、私の力になってくれました」と熱弁した。

 以前に飼っていたラブラドール・レトリバーが亡くなった際には、「腰が抜けた。泣きました。立ち直れない。でも仕事があったんです。タイへ行く飛行機に乗って、雲の上に(愛犬が)いるような気がしてずっと探して、涙が滝のように流れた」と回想。「悲しいし、腹立つし、泣いて、わめいて、人に当たって…錯乱状態。このままだとつぶれてしまうと思いました。何のために息してるんだろうというのが半年ぐらい続いた」と、大切な「家族」を失った心境を振り返った。

 「犬との別れは本当に悲しい。でも、いつまでも悲しんでるのは天国のワンちゃんが一番悲しむと言い聞かせて、がんばってます」とも語っていた。「新しい犬とも会えて、本当に幸せです」とベベを抱き寄せた。

 そのベベが天国へと旅立ち、その日のテレビ収録を欠席。「たかが犬で、とおっしゃる方もいるでしょう。でも私には宝物やった。私の仕事は楽しく明るく皆を喜ばせること。歌なら歌える。でも、おしゃべりはできない。みんなが楽しくないと私もいやなの」と語った。

 そして25日、深い悲しみをこらえてのラジオ出演。「長くお世話になっている生放送の番組なのでみなさんにも報告しないと、と思った」と説明。「これから立ち直ります」と声をつまらせ、誓っていた。 

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