俳優の松本大輝さんが主演を務める特撮ドラマ「ウルトラマンデッカー」(テレビ東京系)の続編を描くオリジナル映画「ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…」が2月23日から公開されます。
「ウルトラマンデッカー」は、2022年7月から2023年1月まで放送。松本さん扮(ふん)する、エキスパートチーム GUTS-SELECTのアスミ カナタが、ウルトラマンデッカーに変身し、仲間たちとともに謎の宇宙飛行物体 スフィアや怪獣、異星人たちとの戦いを描いてきました。
映画は、ドラマ完結後の世界が舞台。カナタたちが、ウルトラマンディナスとともに、異星人 プロフェッサー・ギベルスと戦う…というストーリーです。ウルトラマンディナスは俳優の中村加弥乃さんが演じ、プロフェッサー・ギベルスの声は声優の中尾隆聖さんが務めています。
オトナンサー編集部では、松本さんに、「ウルトラマンデッカー」に出演した半年間の感想や反響、学んだこと、理想の俳優像などを聞きました。
カナタから、誰とでも仲良くする姿勢学ぶ
Q.半年間、カナタを演じられていましたが、反響はありましたか。
松本さん(以下敬称略)「放送が始まってから、すごくたくさん『面白かった!』とか『かっこいい!』と、感想をいただきました。(ウルトラマンの)イベントに参加する機会があり、そこでファンの皆さんの声援や熱い視線などを、生で感じました」
Q.街中で声をかけられたりしたのでしょうか。
松本「街中で、声をかけられることは全然ありません。イベントの時に、どうしてもバレたくて、デッカーのコラボクレープをカナタの髪型のまま買いに行きました(笑)。子どもたちが、僕に気付いていたのですが、ちょっと緊張してるんです。お母さんたちが『行きなさいよ、もう一生ないんだから』とか言って、その時はファンの子どもたちとたくさん写真を撮りました(笑)」
Q.ウルトラマンデッカーに変身するカナタから学んだことや心境の変化はありましたか。
松本「誰とでも仲良く接するタイプのカナタの姿勢を学び、成長させてもらいました。」
Q.どんな俳優になりたいか、将来のイメージをお持ちですか。
松本「『ウルトラマンデッカー』の松本大輝というよりは、松本大輝を調べてみたら、『ウルトラマンデッカー』もやってたというような俳優になっていきたいです。撮影中に、スタッフの方にも『ウルトラマンデッカーを踏み台にしてもいいから。活躍してくれるのが楽しみだ』と言っていただきました、スタッフの方々に恩返しできるよう、いろいろな映画やドラマ作品にもっと出て、(関係者の方々から)『また一緒に撮影したい』と思っていただけるような俳優になっていきたいです」
Q.最後に映画の見どころをお願いします。
松本「今回の最終章では、カナタがGUTS-SELECTとして、1人の人間として地球を守っていく姿が描かれています。ドラマから、さらに成長してる僕たちの姿が見られると思います。また、新しく登場する“ウルトラマンディナス”のバトルシーンがかっこいいので、楽しみにしていてください。
街中の大爆発や獣たちとのバトルといった迫力のあるシーン満載なので、映画館の大きいスクリーンで見ていただけたらと思います。僕たちの最後の物語をしっかりと見届けてほしいです」
松本さんが見どころと語る、カナタ/ウルトラマンデッカーやディナス/ウルトラマンディナスの戦い、そして大迫力シーンに期待が増すばかりです。