俳優の及川光博(52)が24日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演し、TBSドラマ「半沢直樹」が最高視聴率42・2%を記録するなど大ヒットしたことに「不思議な現象」と語った。
堺雅人演じる主人公・半沢直樹の同期・渡真利忍役を熱演した及川。インタビュアー・林修氏の「このドラマ、率直に言って始まる前はそんなに前評判が高かったわけではないですよね」と斬り込んだ質問に「はい」と即答した。
放送前の予想に反して視聴率は右肩上がりとなったことに及川は「これは不思議な現象」と当時はびっくりしたという。「だって顔合わせ本読みというのを、みんなで集まってやった時、福澤(克雄)監督でさえも『地味なドラマです』とおっしゃってました」と監督自身が期待していなかった。
そういった状況だったため「そんなにヒットすると思っていませんでしたね。誰も思ってなかったと思います」とキャスト陣含めて全員が期待感を持っていなかった。また「セリフ量と福澤監督の撮影方法がハードすぎて、世の中の風潮を喜んでいる余裕がなかったというのが正直なところ」と世間の評価を気にする暇がなかったと振り返った。