コロナ禍での中止、短縮経て…「アニー」フルバージョン上演復活

コロナ禍での中止、短縮経て…「アニー」フルバージョン上演復活

ミュージカル「アニー」の製作発表に出席した(前列左から)深町ようこ、西光里咲(後列同)財木琢磨、マルシア、藤本隆宏、笠松はる、島ゆいか

(スポーツ報知)

 今年で日本上演38年目を迎える人気ミュージカル「アニー」(4月22日〜5月8日、東京・初台の新国立劇場中劇場=報知新聞社後援)の製作発表会見が1日、都内で行われ、アニー役の深町ようこ(11)、西光里咲(さいこう・りさ、10)ら出演者が出席した。

 オーディションで大役を射止めたアニー役の2人は、劇中の衣装で登場。深町は「初めてのお客様にも、今まで見に来てくださったお客様にも、最後には笑顔で帰って頂けるすてきなアニーになれたら」と意欲。西光は「そこにいるだけで空気がパッと明るくなる、ひまわりのようなアニーになりたいです」と語った。

 アニー役が決まってからの変化について尋ねられると、深町は「今まではアニーに寄せるような気持ちで頑張ってきたけど、アニー役が決まってからはアニーが自分に近づいてきてくれるような変化がありました」とうれしそうに告白。西光も「ビジュアル撮影でアニーの衣装を着たとき『アニーになったんだ!』と思って…。頑張ります」と初々しく語った。

 コロナ禍での公演中止や短縮バージョン公演などを経て、今年は念願のフルバージョン上演。アニーを受け入れる大富豪ウォーバックス役を演じる藤本隆宏(52)は「20年は稽古をしたが公演ができず、21年は初日1回だけ公演して中止に。22年は(1幕物の)短いバージョン。そういう期間をプラスに捉えて、試練を与えてもらったと思いたい。改めて『初日おめでとう』『千秋楽おめでとう』といえることやお客さんに入ってもらうことのありがたみを教えていただいた」と感慨深げ。「その思いを旨に秘めて、一瞬たりとも気を抜かずにやっていきたい」と決意を新たにしていた。

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