ピン芸人・三浦マイルドが、31日に更新されたお見送り芸人しんいちのユーチューブチャンネル「お見送り芸人しんいちの『愛されたい』」にゲスト出演した。
2人はともにピン芸人日本一決定戦「R―1グランプリ」の王者。しんいちは昨年、三浦マイルドは2013年に優勝した、
ただ、昨年末の漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2022」では、優勝したウエストランドが「M―1にあってR―1にないものは夢、希望、大会の価値、大会の規模」という〝R―1ディス〟の漫才で優勝し、話題となった。これに対してしんいちとマイルドが〝密会〟し、ウエストランドに宣戦布告していた。
今回、2人はしんいちのユーチューブであらためて共演。M―1で披露したウエストランドの漫才について、マイルドは「あのネタのことはね、知ってたのよ」。実はM―1の前に行われたライブで一緒になった際、ウエストランドがこのネタを披露していたという。
「トップバッターでウエストランドが出て行って。オレ、3番手やったから袖でネタ見てたのよ。で、あのネタをやって。その時は『この後オレが出るのに、ようこんなネタやるなあ』と」
ムカついたのはその後だったという。「戻ってきた時にオレとすれ違ったのよ。普通『すいません』くらいあるやろ? 『そんな変な意味じゃないですよ』とか。なのにノーフォローでそのまま通り過ぎていった。コイツ、何のひと言もないんか、って」
頭にきたマイルドは、舞台でウエストランド以上の笑いをとったという。「『どやねん! 見たか井口』と袖に帰ってきたら、もうウエストランド、次の現場行ってて。オレ『見せつけた』と思ってたのに、見てないんかい!」
そうしたこともあり、マイルドは「タイタンライブにR―1チャンピオンを根こそぎ呼べ」と、ウエストランドの所属事務所「タイタン」のライブに乗り込むと宣言。
「それでしんいちが出て、ウエストランドが出て、次オレがやる。チャンピオンとチャンピオンのサンドイッチで、その中でお前、一番ウケれるんかと。できないんだったら『大変、失礼なことをしました』とR―1グランプリに対して謝れ!」
また、しんいちは「R―1は今後、どう盛り上げていけばいいか?」と聞くと、マイルドは「ルールは変えなきゃいけないと思う」と話した。
マイルドが考えるルールとは「まず(芸歴)10年未満を撤廃して、15年目までは誰でも何回でも出れる。15年以上になった人は、1回決勝行ったらラストイヤーとかね」。このルールなら「ラストイヤーというドラマもつくれる」と説明すると、しんいちも「それ、いいですね」と同調した。