AKB48の岡田奈々(25)が27日、福岡・DRUM LOGOSで自身初のソロツアー初日を迎えた。
オールスタンディングのファン500人と対峙(たいじ)した岡田は「福岡初日、盛り上がっていくぞ」と絶叫。昨年12月に転倒によるけがで年内休養。復帰後初の公の場ながら体全体でリズムをとりつつ、力強い歌声を披露。曲間では、「皆さんの声を聞いたの3年ぶり。今回は声出しがOKということで、皆さん元気ですか」とファンとの掛け合いも楽しんだ。
今回のツアーで、AKB48の姉妹都市でもある福岡、広島、東京、愛知、大阪、新潟の6都市と地元・神奈川を巡ることもあり、「皆さんへの思いを込め、48グループ楽曲縛りのセトリでグループへの愛を爆発させた」と「夕陽を見ているか?」(AKB48)や「12秒」(HKT48)など全21曲を披露した。
昨年11月にグループ卒業を発表していたが、この日アンコールでは、4月2日に卒業公演(AKB48劇場)を行うことも発表。「けがで療養していて、皆さんにお会いできなくて。でも幕が開いたら皆さんのときめきを感じて。最終活動日が決まりましたが、最後まで悔いなく、AKB48の一員として活動させて頂きたいですどんな時も自分を支えてくれたファンの皆さま、家族、スタッフさん、グループへの感謝の気持ちを込めて歌を届けたい」。ラスト2か月。AKB48のエースを全うする。