元衆院議員でタレントの金子恵美(44)が23日、都内で開かれた「第55回ミス日本コンテスト2023」に審査員の1人として出席。「かつて同じ舞台に立たせていただいた経験のある私から、皆さんにお伝えしたいことがあります」と、ミス日本ファイナリスト13人にエールを送った。
金子は2004年度ミス日本コンテストの関東地区代表で、ファイナリスト。この日の出場者の中には、スピーチで言葉が飛んでしまったり、慣れないハイヒールで転びそうになる女性もいたため、緊張をほぐそうとしたようだ。コンテスト中盤のドレス審査時に、「このような大舞台で自分なりの、またそのままの等身大の自分を出すっていうことは、非常に難しいことだというふうに思うんですけれども…」と前置きした上で、こんなスピーチをした。
「もし思うようなパフォーマンスが今できていないなぁというふうに感じていたり、またこの後の結果がどういった結果であろうとも、ここがゴールではありません。ここがスタートであって、ここから皆さんの人生は切り開かれていくと思いますし、私自身がここから人生を切り開いていったものとして、ぜひその思いで最後まで審査に臨んでいただきたいと、心から願います」
熱のこもったエールで、金八先生ばりの〝贈る言葉〟だった。金子に触発されたか、ある出場者はこのあと「女性初の内閣総理大臣を志しています」と宣言したりもしていた。