NHK大河ドラマ「どうする家康」第2回「兎と狼」が15日、放送された。
ぐずぐずしているうちに桶狭間の最前線で逃げ遅れ、ヘタレぶりで家臣の信頼も失いかけた松平元康(松本潤)が、織田信長(岡田准一)軍に包囲される展開。幼少期、信長にたたき込まれた弱肉強食のトラウマと教訓を思い出し、リーダーとして覚醒する様子が描かれた。SNS上では「元康、覚醒」「殿おおお」「どうした、家康」「ジャンプの主人公感」など大いに沸いた。
2話では、幼少期の元康が拉致される形で織田家の人質となった最恐エピソードが描かれ、信長が元康を「白兎」「俺のおもちゃ」と呼ぶきっかけも明らかになった。「食ってやろうか」と高笑いする信長から、「この世は地獄」「周りはすべて敵」「弱ければ死ぬだけ」と、泥だらけのスパルタ教育で弱肉強食の哲学をたたき込まれる描写に「そらトラウマなるわ」「そりゃ心から恐れる」と共感の反響が相次いだ。