■向井康二の地元でも大盛り上がり「お母さんが喜んでた」
会見冒頭のあいさつでは、おそ松役を務めた向井康二が、初日に母親が地元・奈良の映画館に映画を見に行ったことを明かした。そして「すごい盛り上がってた。お母さんが喜んでた」と明かした。
■岩本照「こうやって登壇できたのがうれしい」
リーダーの岩本照は「未完成報告会もあったのでホントに間に合うのかなってのもありつつ」と、3月9日に、映画の編集がまだ終わっていない「未完成報告会」を行ったことに触れ、「最後まで愛をこめてやってくださった監督とこうやって登壇できたのがうれしい」と、喜びをかみしめた。
目黒蓮は「まず昨日無事に初日を迎えられたことにほっとしていますし、この映画を皆さんにたくさん笑っていただいてっていうのが一番だと思うので、そんな映画になったらいいなって思います」とメッセージ。
■勢い余る佐久間大介に岩本はニコニコ笑顔
深澤は、「朝早くからありがとうございます！」と会場に呼びかけ、続けて「朝早くてうつ伏せ(に寝ていた)だったために、顔がちょっとむくんでおります！」と笑いを誘った。
佐久間大介は、張り切って挨拶をしようとしたが、勢い余ってカミカミに。岩本照はそんな佐久間を見て「気持ちが先行っちゃうから(笑)」と笑顔に。
そんなやり取りのあと、佐久間は「映画界を、そして全世界をマッスルマッスル！ハッスルハッスル！にさせていきたいですね」と、自身が演じている十四松のセリフで会見を盛り上げた。
■渡辺翔太「自分が言うのもあれですけど、面白く(笑)」
ラウールは「ホントにたくさん笑いましたし元気をもらえる作品だなと感じました。元気なくなってきたなと思ったらおそ松で補充してもらって、元気な春にしてください」と呼びかけ、渡辺翔太は「自分がどうなってるのかなって思って見たんですけど…結構、自分が言うのもあれですけど、面白く(笑)」と、映画をアピールした。
物語終わらせ師“クローズ”役の阿部亮平は、「未完成報告をを経ての今日の舞台挨拶と言うことで…報告です！“間に合いましたぁ〜！”」と両手を上げて笑顔で高らかに宣言。「監督、ホントに編集お疲れ様でした！」と監督をねぎらった。
■阿部亮平の挨拶にメンバーから総ツッコミ
続けて、「とても映画が盛り上がってると聞きまして。僕は物語終わらせ師なんですけど、この盛り上がりは終わらないでほしいなって思ってます」と役柄にかけて、うまい挨拶をすると、他メンバーから一斉に「うわー！」「あざといな〜」とツッコミ。
岩本が「2週間くらい前から考えてたんじゃないの？」と言えば、向井は取材陣に向かって「絶対使わないで、これ！」と頼み、佐久間も「(使われると)悔しいからな！」と乗っかるなど、挨拶冒頭だけですでに“終わらない”大騒ぎが繰り広げられた。
■「パーティータイムの始まりだよね？」と空気を一変
前日に29歳のバースデーを迎えた宮舘はクールな低音ボイスで「皆さん…ごきげんよう」と独特な間合いであいさつを始め、会場の空気を一変。
「パーティータイムの始まりだよね？是非、皆さんこれからおそ松さんを育てて愛のある輪を広げていってください」と呼びかけると、またもや、佐久間から「シリアスな映画の会見なのかな？」、渡辺翔太「ホラー映画かな？」とメンバーからツッコミが入り、映画同様、大盛り上がりの会見となった。
「おそ松さん」は、赤塚不二夫のギャグ漫画「おそ松くん」を原作に、20歳を過ぎてもクズでニート、だけどどこか憎めない大人に成長した松野家の6つ子を描いた作品。
実写映画では、おそ松を向井、カラ松を岩本、チョロ松を目黒、一松を深澤、十四松を佐久間、トド松をラウール、映画オリジナルキャラクターとなる“物語終わらせ師”エンドを渡辺、クローズを阿部、ピリオドを宮舘が演じる。また、ヒロインのトト子に高橋が 、愛すべきキザ男・イヤミに前川、おでんへの愛は誰にも負けないチビ太に桜田が扮する。
※高橋ひかるの「高」は正しくは「はしご高」
